主要課題No.10 青少年の健全育成と自主的な活動の支援
更新日 2024年03月27日
最新の戦略シート
(1) 現状
- 住民同士のつながりの希薄化や地域活動の担い手の高齢化・固定化等が指摘されています。
- 区では、地域の人たちとの交流の中で青少年の自立を促し、社会性を育んでいくことを目的に、青少年が主体的に社会参加を図ることができるよう、青少年健全育成会やNPO等の活動を支援しています。
- コロナ禍において、青少年健全育成会やNPO等の活動が減少したため、青少年が社会参加・社会参画できる機会が提供できない状況もあり、地域団体等の事業へ参画する青少年の人数は、伸び悩んでいます。
- 青少年プラザ(b-lab)の利用者数及び利用者満足度は、いずれも高い数値で推移しています。また、利用者は、施設の近隣にある学校や施設までの交通の便がよい学校からの利用が多い傾向にあります。
関連する主な計画等
- 文京区子育て支援計画(令和2年度~令和6年度)
関連データ
- 青少年健全育成会活動支援・社会参加推進事業において、青少年(中高生)がスタッフとして参加したイベント数
青少年健全育成会等が実施したイベントのうち、青少年(中高生)がスタッフとして参加したイベント数は、新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に減少しましたが、令和4年度は回復しました。
- 青少年プラザ(b-lab)の利用者数及び利用者満足度
青少年プラザ(b-lab)の利用者数及び満足度は高い水準にあり、利用者アンケートで「満足している」と回答した割合は、令和4年度には97.2%となっています。
(2) 課題解決に向けて取り組むべきこと
- 青少年の社会参画を促すため、多くの青少年に利用されているコミュニケーション媒体を活用した周知及び地域交流イベントの実施をはじめ、地域団体と青少年プラザ(b-lab)との連携など、社会参画のきっかけとなる更なる取組が必要です。
- 中高生世代の自主的な活動を応援する場を拡充していく必要があります。また、地域団体だけでなく、区内大学との連携も必要です。
(3) 4年後の目指す姿
青少年が、地域の大人や子どもたちとの関わりや、自主的な活動の体験・経験などを通して、自主性や社会性を身に付け、自立した大人へ成長できる環境が整備されている。
(4) 計画期間の方向性
青少年の社会参画を促す機会の提供
青少年健全育成会などの地域団体の活動支援を充実させ、青少年が、家庭や学校だけでは経験することが難しい社会体験・社会参画の機会の促進を図ります。
中高生世代の自主的な活動を応援する環境整備
青少年プラザ(b-lab)の利用促進に向けた更なる周知や、大学等との連携事業を推進するとともに、中高生世代の自主的な活動を応援する取組の充実や活動の場を拡充していきます。
(5) 手段 (当初事業計画)
事業番号 | 計画事業 | 所管課 |
---|---|---|
48 | 青少年健全育成会活動支援 | 児童青少年課 |
49 | 青少年の社会参加推進事業 | 児童青少年課 |
50 | 青少年プラザ(b-lab)運営事業 | 児童青少年課 |