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更新日:2025年5月2日

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感染症発生動向調査:文京区感染症週報

2025年第17週(2025年4月21日-2025年4月28日)まで更新

2025年定点把握対象感染症グラフ第17週RSウイルス感染症文京区0.25東京都0.39咽頭結膜熱文京区0.75東京都0.3

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎文京区8.25東京都4.03感染性胃腸炎文京区9.5東京都8.64

水痘文京区2.25東京都0.87手足口病文京区0.25東京都0.08

伝染性紅斑文京区0.25東京都0.84突発性発疹文京区0.75東京都0.42

ヘルパンギーナ文京区0東京都0.01流行性耳下腺炎文京区0東京都0.11

MCLS(川崎病)文京区0東京都0.02不明発疹症文京区0.25東京都0.08

MCLS(川崎病)文京区0東京都0.02不明発疹症文京区0.25東京都0.08

急性出血性結膜炎文京区0東京都0流行性角結膜炎文京区0東京都0.64

急性呼吸器感染症文京区92.57東京都58.69

 

2025年4月7日~定点把握対象疾患に急性呼吸器感染症(ARI)が追加されました。

急性呼吸器感染症について(外部リンク)

 

東京都感染症情報センター「東京都感染症週報」(外部リンク)のPDFデータを元に作成しております。

WEBページ上でデータをご覧になりたい方は、以下のリンクをご確認ください。

東京都感染症情報センター「WEB感染症発生動向調査」(外部リンク)

医療機関、保健所からの追加、訂正報告があった場合、「WEB版感染症発生動向調査」と「東京都感染症週報」の数値に差異が生じる場合があります。最新のデータは「WEB版感染症発生動向調査」でご確認ください。

今週の動向

第17週(2025年4月21日-2025年4月28日)について

新型コロナウイルス

都及び区の定点当たりの報告数は減少しました。

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が原因で起こります。

一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどがなくても感染を拡大させるリスクがあります。

高齢者や基礎疾患をお持ちの方では重症化するリスクが高いことも報告されています。予防としては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、マスクの着用を含む咳エチケットや手洗い、換気など基本的な感染症対策を行いましょう。

東京都の最新の感染状況については、以下のページをご確認ください。

東京都新型コロナウイルス感染症情報(外部リンク)

過去の感染状況については、以下のページをご確認ください。

これまでの感染状況等

インフルエンザ

都及び区の定点当たりの報告数は減少しました。

インフルエンザウイルスが原因で起こります。いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が広がります。くしゃみやせき等による飛沫感染が中心です。

季節性インフルエンザは、毎年11月下旬から12月上旬頃に発生が始まり、翌年の1~3月頃にピークを迎えます。

突然出現する高熱、頭痛、関節や筋肉痛など全身の症状が強いのが特徴で、あわせてのどの痛みやせきなどの呼吸器症状や消化器症状が出現することがあります。

肺炎、気管支炎のほか、脳症などの合併症を併発して重症化や命に影響がおよぶ場合があります。

インフルエンザに関する情報

感染性胃腸炎

都の報告数は増加し、区の定点当たりの報告数は減少しました。

例年、11月から2月にかけて保育園や幼稚園、高齢者施設などを中心に腹痛、下痢、嘔吐を主な症状とする感染性胃腸炎の集団感染が報告されています。感染性胃腸炎の原因として最も多いのがノロウイルスですが、今年の1月以降、新たな変異型のノロウイルスが国内や中国で検出されています。この変異型が大流行のきっかけとなるかは予測できませんが、十分に注意が必要です。各施設においては、手洗いの徹底や施設の衛生的管理など、感染予防に努めましょう。

感染性胃腸炎に関する情報

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

都及び区の定点当たりの報告数は増加しました。都の定点当たり報告数は、4.03で増加が続いています。

患者のせきやくしゃみ、つばなどのしぶきに含まれる細菌によって飛沫感染や接触感染します。

感染して2~5日後に発症し、発熱、咽頭痛、頭痛、吐き気などがみられます。適切な治療を行うと感染性は24時間でほぼ消失します。通常1週間程度で症状は落ち着きます。

まれに重症化し、発赤毒素により、突然の高熱、咽頭痛、舌が赤くなってブツブツができる『いちご舌』が特徴のしょう紅熱に移行することがあります。

群溶血性レンサ球菌咽頭炎に関する情報

水痘(みずぼうそう)

都及び区の定点当たりの報告数は増加し、都の定点当たり報告数は、0.87でした。定点当たりの報告数が注意報基準の1.0を上回った保健所は、31保健所中10保健所で、管内人口の合計は東京都全体の37.2%となり、都の注意報基準を超えています。

水痘は、ウイルスによる感染症で、感染経路には、空気感染、飛まつ感染、接触感染があります。

最も有効な予防策は、ワクチン接種です。定期接種の対象となりますので、対象期間(1歳~3歳未満:2回接種)の方の確実な接種をお願いいたします。

水痘に関する情報

小児科定点対象疾患

眼科定点対象疾患

定点とは?

感染症の流行状況を知るために、一定の基準に従って、1週間当たりの感染症罹患者の数を報告していただく医療機関のことです。

文京区では小児科定点が4箇所、インフルエンザ/新型コロナウイルス定点が7箇所、眼科定点が1箇所、指定されています。

定点あたりの報告数とは?

1週間に一つの定点(医療機関)あたり何人の患者の報告があったかを表す数値です。この数値によって感染症の流行状況が把握できます。区内の当該感染症報告全数を定点医療機関数で割った数が定点あたりの報告数です。
例えば、区内でインフルエンザの報告が28件あった場合、報告数(28件)を定点医療機関の数で割ります。この場合は、28÷7=4.0となり、区内のインフルエンザの流行状況を推計することができます。区内の定点数は東京都全体に比べ少ないため、値の変化が大きく出やすい傾向にあります。

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お問い合わせ先

保健衛生部・文京保健所予防対策課感染症対策担当

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター8階南側

電話番号:

ファクス番号:03-5803-1355

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