更新日:2026年5月25日

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エボラ出血熱

エボラ出血熱とは

エボラ出血熱とは、エボラウイルスによる感染症です。出血症状を伴わないことも多く、現在ではエボラウイルス病と呼ばれるのが一般的になりました。

エボラ出血熱は、1976年に、スーダンとコンゴ民主共和国の2か所同時期に、初めて発生しました。コンゴ民主共和国での発生は、エボラ川近くの村であったため、この川の名前にちなんで名づけられました。これまでに、アフリカ中央部のコンゴ民主共和国、スーダン、ウガンダ、ガボンやアフリカ西部のギニア、リベリア、シエラレオネ、マリ、ナイジェリア、コートジボワールで発生しています。

2026年5月現在、コンゴ民主共和国東部イツリ州を中心にアウトブレイクが発生しており、ウガンダを含む周辺の国でも渡航者による感染例が報告されています。世界保健機関(WHO)は、コンゴ民主共和国およびウガンダにおけるこのエボラ出血熱の流行が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態( Public Health Emergency of International Concern)(PHEIC:フェイク)」に該当すると2026年5月17日に宣言し、各国に対して監視と対応の強化を呼びかけています。

現在、国においては流行国からの帰国者に対し、健康監視を実施するなど検疫体制を強化しています。また、日本国内の医療体制や生活環境などを考えると、現時点で、国内流行する可能性はほとんどありませんので、冷静な対応をお願いします。

最新の情報は下記ページからご確認ください。

感染経路

病原体は、エボラウイルス(Ebola virus)です。

エボラウイルスは患者の体液との直接接触でうつります。直接接触というのは、エボラ患者の血液や体液(尿、唾液、汗、糞便、吐物、母乳、精液)が、非感染者の粘膜(眼、鼻、口)、傷に触れることです。

また、感染した動物の体液に触れたり、動物を食べたりすることによっても感染します。

エボラ患者は、症状が出るまでは、他の人に感染を広げることはありません。

症状

潜伏期間は2~21日で通常7日程度です。発症は突発的で、40℃を超える発熱、頭痛、筋肉痛、のどの痛みを起こします。それに続いておう吐、下痢や多臓器不全、さらに進行すると全身の出血傾向がみられる場合もあります。

感染したときの致死率は高く、症状は2~3日で急速に悪化し、約1週間程度で死に至ることが多い疾患です。

治療

一部のウイルスを除き、特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。

予防

確立したワクチンはありません。

感染が疑われる人や死亡した人との接触、流行地域での葬儀への参列、医療機関の受診などは可能な限り避けてください。動物(コウモリ、霊長類など)も感染しますので、動物の死体に近づくこと、触ることも避けましょう。加熱処理の信頼できない野生動物の肉(Bushmeat、ジビエ肉)を食べることはエボラウイルス以外の病原体に感染する可能性もあり、極めて危険です。


アルコールなどの消毒薬だけでなく、流水と石けんによる洗浄も感染予防に効果があります。

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保健衛生部・文京保健所予防対策課感染症対策担当

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号文京シビックセンター8階南側

電話番号:

ファクス番号:03-5803-1986

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