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更新日:2024年8月13日

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梅毒の患者が急増しています!

2023年は、1999年に感染症法に基づく調査が始まって以降、最も多い報告数(3,701件)となりました。報告数は2014年(507件)と比較し、約7倍まで増加しています。

特に男性は20歳代~50歳代、女性は20歳代で多くの患者が報告されています。

梅毒報告数推移梅毒男女別・年代別報告数

 

梅毒とは

  • 梅毒トレポネーマという細菌に感染することで起こる感染症です。
  • 性行為によって、粘膜や皮膚の小さな傷から感染します。
  • 感染すると、性器や肛門、口にしこりができたり、全身に発疹(ほっしん)が現れたりします。
  • 一旦症状が消えるため治ったと間違われることがあり、発見が遅れる危険があります。
  • 検査や治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。
  • 抗菌薬が有効です。早期発見・早期治療のため、検査を受けることが大切です。

梅毒ロゴ

症状について

梅毒は、感染したあと、病気の時期によって、症状の出る場所や内容が異なります。

梅毒期間ごとの症状

  • 第1期、第2期は症状が一旦消失することがありますが、治ったということではありません。

 

感染経路

菌を排出している感染者との粘膜や皮膚の接触を伴う性行為(膣性交、肛門性交、オーラルセックス)などで感染します。キスでも感染することがあります。

有効なワクチンはなく、免疫ができないため、一度治療が完了しても何度も感染します。

妊娠中・妊娠する可能性のある方へ

妊娠中に梅毒に感染すると、お腹の赤ちゃんに感染してしまうことがあります。お腹の赤ちゃんに感染すると、死産、早産、新生児死亡、障害をもって生まれることがあります(先天梅毒)。

初期の妊婦健診で梅毒検査が行われますが、健診後に感染する場合もありますので、気になることがあれば、主治医に相談しましょう。

予防方法

  • 不特定多数との性行為、疑似性行為を避けることが基本になります。
  • 感染部位と粘膜や皮膚が直接接触をしないように、コンドームの使用が勧められます。コンドームを使用しても、コンドームの覆わない部分の皮膚などでも感染が起こる可能性があります。皮膚や粘膜に異常のあった場合は性的な接触を控え、早めに医療機関を受診して相談しましょう。
  • お互いに感染しない・させないために、パートナー同士の感染有無の確認し、心配な時は検査を受けましょう。
  • 妊娠中の方は、妊婦健診をしっかり受診し、その後の感染予防にも努めましょう。

検査について

文京区では、毎月第一水曜日にHIV抗体検査(即日検査)と合わせて梅毒の検査も行っています。

検査は無料・匿名です。詳細はこちらをご覧ください。

治療を希望する場合や、すでに気になる症状があるときは医療機関を受診しましょう。

梅毒の関連情報

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お問い合わせ先

保健衛生部・文京保健所予防対策課感染症対策担当

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター8階南側

電話番号:

ファクス番号:03-5803-1355

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