更新日:2024年10月4日
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令和6年(2024)第38週(9月16日~22日)に、都内25か所の基幹定点医療機関から報告された患者数は、70人(1定点当たり2.80人)となり、感染症法が施行され、現行の統計が開始された1999年以来、最多となっています。
予防、拡大防止のために、こまめな手洗いや咳エチケット等の基本的な感染防止対策を一人ひとりが心がけてください。咳が長引くなどの症状がある時は、医療機関を受診しましょう。
マイコプラズマ肺炎は「マイコプラズマ・ニューモニア」という微生物によって引き起こされる呼吸器感染症です。
小児や若い成人の肺炎の原因として主要なものの一つです。
症状は発熱、痰を伴わない咳、全身倦怠感、頭痛などで、咳が長期にわたって続くのが特徴です。
症状の程度は様々で、マイコプラズマに感染しても多くの人は軽い症状ですみますが、一部の人は肺炎となり、重症化することもあります。
患者の咳やくしゃみのしぶきに含まれる病原体によって感染します(飛沫感染・接触感染)。
感染してから発症するまでの潜伏期間は2~3週間です。
抗菌薬による化学療法に加え、症状に応じた治療(対症療法)となります。多くの場合は通院で治癒します。
マイコプラズマに対する予防接種はないため、手洗い・うがいといった一般的な予防方法が重要となります。
保健衛生部・文京保健所予防対策課感染症対策担当
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