海外渡航時の感染症予防について
海外では、まだ国内で発生が確認されていないものも含めて様々な感染症があります。海外渡航中に感染症にかからないためにも海外で注意すべき感染症や予防のポイントについて知っておくことが大切です。
東京都では、感染症予防等に必要なポイントをコンパクトにまとめたガイドブックを作成しましたので、ご活用ください。
・ 東京都「海外旅行者・帰国者のための感染症予防ガイド」(外部ページへリンク)
海外渡航歴のある麻しん患者の発生が報告されています
麻しんは感染力が強く、感染した人の90%以上が発症します。
有効な予防方法は、麻しんワクチン接種による免疫の獲得ですので、お早目の予防接種をお勧めします。
症状や予防については、下記リンク先をご参照ください。
・麻しん(東京都感染症情報センター) (外部ページへリンク)
・厚生労働省「麻しんについて」 (外部ページへリンク)
渡航前
渡航先において流行している感染症などの情報を入手するとともに、予防接種についても確認しましょう。国や地域によっては予防接種を受けなければ入国できないところもあります。また、ワクチンの種類によっては、免疫ができるまで数週間かかったり、数回接種しなければ効果が期待できないものもありますので、余裕をもって相談しましょう。
・FORTH/厚生労働省検疫所(外部ページへリンク)
・外務省「海外安全ホームページ」 (外部ページへリンク)
・日本渡航医学会「トラベルクリニックリスト」 (外部ページへリンク)
渡航中
感染症の予防は、手洗いが基本です。外出後、トイレの後、食事前などに手洗いを十分に行いましょう。感染症は、汚染された飲食物、昆虫・動物、性行為等から感染します。また、蚊やダニなどが媒介する感染症がありますので、できるだけ肌の露出を避け、虫に刺されないようにご注意ください。
渡航後
帰国時に発熱や下痢など体調に不安がある場合は、空港や港にある検疫所にご相談ください。また、感染症には、潜伏期間がありますので、帰国後、しばらくしてから具合が悪くなることがあり、中には重大な感染症で、本人だけなく周囲の人の生命を脅かす場合もありますので、体調の変化に注意し、症状がある場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
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