エボラ出血熱とは?
更新日 2022年05月25日
エボラ出血熱は、主として患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に触れることにより感染する疾病です。これまでに、アフリカ中央部のコンゴ民主共和国、スーダン、ウガンダ、ガボンやアフリカ西部のギニア、リベリア、シエラレオネ、マリ、ナイジェリア、コートジボワールで発生しています。
感染経路
主として患者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に触れることにより感染する。 感染したサルなどの動物の血液、分泌物、排泄物、唾液などとの接触でも感染する可能性もある。 また流行地域の洞窟に入ることは、感染したコウモリと接触するおそれがあるため感染リスクの1つである。
症状
発症は突発的である。症状は発熱、倦怠感、食欲低下、頭痛など。その後嘔吐、下痢、腹痛などの消化器症状が見られる。重症例では神経症状、出血症状、血圧低下などが見られ死亡する。致死率はウイルスによって異なるが、高いものだと80-90%と報告されている。後遺症として関節痛、視力障害、聴力障害などが見られることがある。
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