梅毒の患者が増加しています
更新日 2017年09月11日
近年、梅毒の患者報告数が増加しています。2015年の都内での患者報告数は1,044人と過去10年間で最多となっており、女性(特に20歳代から40歳代)の割合が増加しています。2016年は12月11日までに、前年を上回る1,599人が報告されています。
梅毒とは
梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによって感染し、全身に様々な症状が出る感染症です。病気の時期により症状が異なり、時に無症状のこともあります。
検査や治療が遅れたり、治療せずに放置したりすると脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあります。また、妊婦が梅毒に感染すると、胎盤をとおして胎児に感染し、早産等の原因になることがあります。
予防について
- お互いに感染しない・させないために、パートナー同士の感染有無の確認が必要です。
- 不特定多数との性行為、疑似性行為を避けることが基本になります。
- コンドームを正しく使用することが大切です。
- 妊娠中の方は、妊婦健診をしっかり受診し、その後の感染予防にも努めましょう。
- 感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診しましょう。
お問い合わせ先
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター8階南側
予防対策課感染症係
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