冬でも注意する食中毒
更新日 2024年03月01日
「食中毒は夏のもの。冬は気温が低いので心配ない」なんて思っていませんか。
実は冬にもノロウィルスを中心にたくさんの食中毒が起きています。
寒い冬こそ、自分自身の体調管理や衛生管理に気をつけて、食中毒や病気を防いで元気に過ごしましょう!
家庭での食中毒に気をつけましょう
手洗いはすべての基本です
- 調理の前、食事の前、トイレの後は、必ず手を洗いましょう。
- 石鹸を良く泡立てて、指先や指の間、親指のまわりなどもしっかり洗いましょう。
食品の購入と保管のポイント
- 購入するときには食品表示をよく確認しましょう。
- 食品の保存は食品表示に記載されている保存方法(要冷蔵、要冷凍など)を守りましょう。
- 食品表示に記載された期限を守って食べましょう。
- 開封後は、期限表示に関係なく早めに食べましょう。
- 暖房の効いた室内に食材を放置するのはやめましょう。
- 食材は、洗剤や漂白剤とは別の場所に保管しましょう。
調理のポイント
- 加熱して食べる食品は、中心までしっかり加熱しましょう。
- 肉は中心部を75℃以上1分以上加熱し、カキを含む二枚貝類は中心部を85℃~90℃以上90秒以上加熱しましょう。
食品ごとに注意するポイント
- 魚 …刺身(生)で食べる場合はアニサキスなど寄生虫に注意しましょう。寄生虫のいる可能性の高い内臓の生食は避け、調理するときは寄生虫がいないか明るいところで確認し取り除きましょう。また、ヒスタミンによる食中毒防止のため、生で食べる場合だけではなく、加熱調理をする場合も冷蔵保存しておきましょう。
- ふぐ …ふぐには、「テトロドトキシン」と呼ばれる猛毒が含まれています。ふぐは種類によって有毒部位が異なり、調理には専門的な知識と技術が必要です。自分で釣ったふぐを安易に調理して食べることは非常に危険なのでやめましょう。
- カキを含む二枚貝類 …中までしっかりと加熱し、ノロウィルスによる食中毒を予防しましょう。生で食べる場合は、食品表示等で生食用のカキであることと、消費期限を確認しましょう。
- 肉 …焼肉などでは、箸やトングを、生肉用、肉を焼く用、焼けた肉を取り分け食べる用と、それぞれ使い分けましょう。
- 卵 …期限表示を確かめて、調理直前まで冷蔵庫内で保管しましょう。割った後はすぐに調理しましょう。
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