文京区建築安全マネジメント計画の策定（延伸）について

計画策定の背景・目的

平成22年に国土交通省より「建築行政マネジメント計画策定指針の制定について（技術的助言）」が示され、特定行政庁において本計画を策定することとされました。

文京区では、平成24年度に「文京区建築安全マネジメント計画」を策定し、適切な業務の推進を図ってきました。その結果、特定建築物の定期調査報告率が向上するなど一定の成果が見られたものの、建築物の安心・安全を確保するために引き続き維持・管理の適正化に取り組む必要があります。令和4年度末に計画期間を終えるため、建築基準法等の制度改正の内容や建築物に係る事故への対応等を加え、「文京区建築安全マネジメント計画」を延伸し、建築行政を取り巻く課題への対応及び既存建築物を含む建築物に対する総合的な施策の推進を図ります。

計画の基本的な方向

建築確認業務の適正化及び違反建築物の未然防止
区が実施する建築確認・検査業務については、今後も的確に実施します。民間の指定確認検査機関が実施する当該業務については、指導・監督を強化していきます。
既存建築物の安全性の確保
安全なまちづくりを推進する上で重要な既存建築物について、維持・管理の適正化や違反建築物の是正指導等の取組みを強化していきます。
執行体制の整備
関係機関と連携しながら取組みの実効性を高めるため、執行体制を整備します。