熱中症にご注意ください

更新日 2023年10月27日

秋・冬もしっかり水分補給!

気温が下がり、暑さで汗をかく機会が減っている時期ですが、水分は摂れていますか?

熱中症と聞くと夏のイメージがあるかもしれません。しかし、これからの季節も注意が必要です。

秋・冬は夏に比べて喉の乾きを自覚しにくく水分不足になり、気づかないうちに脱水になるリスクが高まります。

また、外気や暖房が効いている室内が乾燥し、身体から水分が失われやすくなります。

私たちがのどの渇きを感じた時には、既に体内の水分は失われています。特に入浴中や睡眠中は汗をかくため、水分が不足しがちです。平均的には、コップの水をあと2杯飲めば、一日に必要な水の量を概ね確保できます。

秋から冬にかけてもこまめな水分補給を心がけ、元気に過ごしましょう。

水分補給のポイント

  • 喉が渇く前に飲む(1日あたり1.2リットルを目安に)
  • 入浴前後や起床時に飲む
  • 外出時は飲み物を持ち歩く
  • 利尿作用のある飲料での水分補給は控える

※緑茶、紅茶、コーヒー等、アルコールやカフェインを多く含む飲料は、尿の量を増やし、体内の水分を排泄する働きがあるため、水分補給には適していません。

熱中症とは

高温多湿の環境に長くいることで、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節がうまくいかなくなることで起こる症状の総称です。
熱中症は屋外だけでなく、室内で何もしていないときでも発症する場合もあります。

熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。 

 熱中症を引き起こす3つの要因

熱中症を引き起こす可能性がある条件として、以下3つの要因が挙げられます。 

1. 環境

  • 気温が高い
  • 湿度が高い
  • 風が弱い
  • 日差しが強い
  • 閉め切った室内
  • エアコンがない
  • 急に暑くなった日
  • 熱波の襲来

2. からだ

  • 高齢者、乳幼児、肥満
  • 持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)
  • 低栄養状態
  • 脱水状態
  • 体調不良(二日酔い、寝不足など)

3. 行動

  • 激しい運動
  • 慣れない運動
  • 長時間の屋外作業
  • 水分補給がしにくい   

 熱中症の症状

こんな症状には要注意!

  • めまい、たちくらみ、足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い
  • 頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う
  • 返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い

熱中症の予防

暑さを避ける

 服装を工夫する

  • 襟元をゆるめて通気をよくする
  • 吸湿性や通気性のよい服を選ぶ
  • 日傘をさす、帽子をかぶる 

こまめに水分補給をする 

  • のどが渇く前に水分補給
  • 多量の汗をかいたときには、塩分の補給も忘れずに

※持病のある方は、水分摂取等についてあらかじめかかりつけ医に相談しておきましょう。

暑さに備えた体づくりを 

バランスの良い食事を摂る

  •  1日3食おいしく食べましょう
  • 主食、主菜、副菜を基本にバランスよく食べましょう
  • 食欲がないときは、水分補給をしっかりと、そして少しずつでも症状に応じた食事を摂りましょう 

適度に体を動かす

  • 日常生活の中でこまめに体を動かしましょう
  • 軽く汗をかく程度の運動を習慣づけましょう
  • 運動するときは無理をせず、こまめに水分補給を行いましょう 

しっかり睡眠をとる

  • 十分な睡眠、休養をとるよう心がけましょう 

  • エアコン等を適度に使い、 睡眠環境を整えましょう

  • 通気性や吸水性の良い寝具を使うなどの工夫をしましょう 

 マスクの着用について 

マスクの着用によって、熱が体外に出にくくなり、体内に熱がこもりやすくなります。また、自覚のないうちに脱水状態になりやすくなります。マスク着用時には特に熱中症に注意しましょう。 

高齢者と子どもは特に気をつけましょう

高齢者はのどの渇きを感じにくく、子どもは体温調節がしにくいという特徴があります。

  • 高齢者はのどが渇く前に、水分補給をするよう心がけましょう
  • 大人がしっかり子どもの様子を観察しましょう  

 

(参考)子どもの熱中症対策(外部にリンクします)

熱中症が疑われたら

すぐできる対応方法

  1. 風通しのよい日陰や冷房の効いた室内へ移動する
  2. 衣服をゆるめ、体からの熱の放散を助ける
  3. 水でぬらしたタオルや保冷剤などで、脇の下、首、太ももの付け根を冷やす
  4. 冷たい水やスポーツドリンクを少しずつ補給する

呼びかけに対して返事がおかしい、意識がはっきりしない、自力で水分補給ができない、症状が改善しない場合

すぐに救急車を呼びましょう!

 

(参考)救急車の呼び方(外部にリンクします)

熱中症の予防に関する相談先

  • 健康推進課福祉保健政策推進担当:03-5803-1231
  • 保健サービスセンター保健指導係:03-5803-1807
  • 保健サービスセンター本郷支所保健指導係:03-3821-5106

熱中症予防リーフレット・ポスター

1.乳幼児を対象とし、日常生活における注意点や予防法についてまとめたリーフレット

 

2.熱中症予防ポスター

 

3. 主に高齢者を対象とし、日常生活における注意点や予防法についてまとめたリーフレット

 

4.熱中症の症状、予防法、対処法等について、分かりやすくまとめられたリーフレット  

 環境省

厚生労働省

 

お問い合わせ先

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号

文京シビックセンター8階南側

健康推進課福祉保健政策推進担当

電話番号:03-5803-1231

FAX:03-5803-1355

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