感染症発生動向調査:文京区感染症週報

更新日 2018年10月18日

 2018年第41週(2018年10月8日 - 2018年10月14日)まで更新            2017年定点把握対象感染症グラフ第46週 RSウイルス感染症 文京区0.50 東京都 0.31インフルエンザ 文京区0.43 東京都0.87 咽頭結膜熱 文京区1.75 東京都0.66群溶血性レンサ球菌咽頭炎 文京区1.50 東京2.98 感染性胃腸炎 文京区7.00 東京都6.85 水痘 文京区4.00 東京都0.64  

  

2018年定点把握対象感染症グラフ第41週 RSウイルス感染症 文京区0.25東京都0.95インフルエンザ 文京区0.14 東京都0.10 咽頭結膜熱 文京区0 東京都0.18」 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 文京区0.50 東京都1.42 感染性胃腸炎 文京区2.00 東京都3.65 水痘 文京区0 東京都0.30 

2018年定点把握対象感染症グラフ第41週 手足口病 文京区0.50 東京都 1.38 伝染性紅斑 文京区 2.25東京都 0.92 突発性発疹 文京区0.50 東京都 0.38 ヘルパンギーナ 文京区0.50 東京都0.45 流行性耳下腺炎 文京区 0 東京都 0.06 不明発疹症 文京区 0 東京都0.17 MCLS(川崎病) 文京区0 東京都 0.01 急性出血性結膜炎 文京区 0 東京都0.03 

2018年定点把握対象感染症グラフ第41週 流行性角結膜炎 文京区 0 東京都 0.55 

今週の動向

第41週(2018年10月8日 - 2018年10月14日)について      

 

伝染性紅斑

都の定点当たりの報告数は減少したものの、比較的高いレベルが続いてます。区の定点当たりの報告数も減少しました。

 

伝染性紅斑とは、ヒトパルボウイルスB19による感染症です。皮膚の発疹を主症状とし、両頬がりんごのように赤くなることから「りんご病」と呼ばれます。主に春から秋にかけて流行しますが、最近は夏にも散発しています。

くしゃみやせき等による飛沫感染、経口・接触感染があります。他の発疹を伴う感染症と異なり、熱などの前駆症状の時に最も感染力が強く、発疹が現れた時には感染の可能性はなくなります。発熱、倦怠感、筋肉痛、頭痛などの風邪用症状で、治療は対症療法が中心です。 

妊娠中にヒトパルボウイルスに感染した場合、感染した妊婦の5%以下に胎児水腫や流産が生じることがあります。

 

伝染性紅斑に関してはこちら

 

    

手足口病

都の定点当たりの報告数は減少しましたが、都内の一部で定点報告数の高い地域が見られます。また、区の定点当たりの報告数も減少しました。

 

手足口病とは、コクサッキーウイルスや、エンテロウイルスによる感染症で、乳幼児に多くみられる夏かぜの代表的な病気です。

接触感染と飛沫感染ですが、糞便にもウイルスが存在するため、手指を介して経口感染も起こります。春から夏にかけて多く、流行のピークは7月ごろです。 乳幼児(4歳以下)に多く発症します。
感染して3~5日で発症します。手、足、口の中の粘膜などに水疱(水ぶくれ)や赤い発疹が現われ、3~7日で消退します。発熱は、約3分の1にみられますが、高熱が続くことは通常はありません。ほとんどの人が数日間で自然に治ります。 手足口病には、有効なワクチンがなく、対症療法が中心です。新生児では髄膜炎や脳炎などを起こし、重症化することがあります。
ウイルスは、手指を介した接触あるいは飛沫感染をするので、とくにおむつ交換時には十分な注意と手洗いを行ってください。

 

手足口病に関してはこちら  

 

 

RSウイルス感染症 

都の定点当たりの報告数は減少し、 区の定点当たりの報告数は増加しました。

 

秋から冬にかけて流行する、乳幼児がかかる上下気道炎の代表的な感染症です。呼吸困難に陥ることもあります。感染しても免疫ができにくいため感染を繰り返しますが、回数が増えるほど症状は軽くなり、2歳以上になると「鼻かぜ」程度ですむことがほとんどです。特効薬はなく、治療はそれぞれの症状に対する対症療法が中心ですが、肺炎を合併した時や、全身状態の悪い時は入院して治療することもあります。手洗いや咳エチケットを心がけましょう。 

 

 RSウイルス感染症に関してはこちら

 

    

流行性角結膜炎

都の定点当たりの報告数は減少し、区の定点当たりの報告はありません。

 

流行性角結膜炎は、アデノウイルスが結膜に感染することで発症する感染症です。 

主な感染経路は、飛沫感染や接触感染でタオルやプールを介して感染することもあります。症状としては、目やにや涙、結膜の充血症状が出現します。片目に発症後、もう一方の目に発症することがあります。

治療は、症状に合わせて炎症を抑える目薬や細菌感染予防のための抗菌薬があります。

感染力が強いため、タオルの共有は避ける。ドアノブやスイッチ遊具等の複数の人が触れる場所の消毒や手洗いを励行しましょう。

 

流行性角結膜炎についてはこちら 

 

 

 


定点把握対象感染症グラフ(2017年)はこちら 

定点把握対象感染症グラフ(2016年)はこちら

定点把握対象感染症グラフ(2015年)はこちら 

 

定点とは?

   感染症の流行状況を知るために、一定の基準に従って、1週間当たりの感染症罹患者の数を報告していただく医療機関のことです。

   文京区では小児科定点が4箇所、インフルエンザ定点が7箇所、眼科定点が1箇所、指定されています。

定点あたりの報告数とは?

   1週間に一つの定点(医療機関)あたり何人の患者の報告があったかを表す数値です。この数値によって感染症の流行状況が把握できます。区内の当該感染症報告全数を定点医療機関数で割った数が定点あたりの報告数です。
   例えば、区内でインフルエンザの報告が28件あった場合、報告数(28件)を定点医療機関の数で割ります。この場合は、28÷7=4.0となり、区内のインフルエンザの流行状況を推計することができます。区内の定点数は東京都全体に比べ少ないため、値の変化が大きく出やすい傾向にあります。

お問い合わせ先

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号

文京シビックセンター8階南側

予防対策課感染症係

電話番号:03-5803-1834

FAX:03-5803-1355

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