井上哲次郎(いのうえ てつじろう)
更新日 2009年07月28日
1855~1944
哲学者・詩人
安政2年12月25日(一説に15日)、福岡県太宰府に生まれる。
これまでの英仏系哲学に対して、新たにドイツ系哲学を移し、また日本主義を唱えた。
当時、哲学の術語がなかったことが近代哲学の研究に障害となったため、哲次郎が中心となり哲学上の術語を作った。
明治23年ドイツ留学から帰朝、東京大学教授に任ぜられる。
明治25年から亡くなるまで52年間小石川に在住。
旧宅は昭和20年に戦災で全焼。跡地は井上児童遊園(小石川3-20)として残っている。
作品
- 『新体詩抄』(明治15年)
- 『孝女白菊の歌』
文京区とのゆかり
- 明治25年:小石川表町109番地(現・小石川3-20-11)
- 昭和19年12月7日:ここで没(墓・雑司谷霊園/宅跡・都指定史跡)
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