更新日:2024年9月10日
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【募集終了】文京区立肥後細川庭園の指定管理者の募集について(別ウィンドウで開きます)
細川家下屋敷の庭園の跡地をそのまま公園にした池泉回遊式庭園です。目白台台地が神田川に落ち込む斜面地の起伏を活かし、変化に富んだ景観をつくり出しています。湧水を利用した流れは「鑓り水(やりみず)」の手法をとりいれて、岩場から芝生への細い流れとなり、その周辺に野草をあしらっています。池はこの庭園の中心に位置し、広がりのある景観をつくりだし、池をはさんで背後の台地を山に見立てています。その斜面地は深い木立となっていて、池に覆いかぶさるようにヤマモミジやハゼノキの一群が、秋には真っ赤に紅葉した姿を水面に映し出します。山に続く園路は深山の中の自然の尾根道のようです。所々に開けた空き地があり、ベンチが置かれています。もともとそこからは、木々の梢の間から池や低地の町並みを見渡せるようになっていましたが、木の生長とともに森の中にいるような雰囲気となりました。
肥後細川庭園(平成29年3月新江戸川公園から肥後細川庭園に名称を変更しました。)は、庭園部分、樹林部分の整備工事がすべて完了し、平成30年4月より全園開園いたしました。
大きな池を中心として、その周囲の園路を歩きながら、広がりのある池や背後の山並みなど様々な風景の移り変わりを観賞出来るように計画された庭園の様式の一つです。肥後細川庭園では、門から入り大泉水への視界が展開されます。そして園路を進むにしたがって、池や背後の山並みの眺めの移り変わりを、また振り返った時、池を借景とした松聲閣の眺めを楽しむことが出来ます。また樹林の中の山道をしばらく登った時、樹間から眺められる大泉水の眺めが印象的です。そして園路にそって池を一周し、最初に見た風景を振り返るように設計されています。
毎年11月下旬になると、池畔にある5本の松の枝を都会の水分を多く含んだ重い雪から守るため、わら縄で枝を吊る作業を行っています。張られた縄が、きれいな傘形になっていく様子は見応えがあります。
雪の降り積もる日、公園の美しい景色を、カメラに収めました。
下のファイルからご覧になれます。
肥後細川庭園と永青文庫の間の門扉は次の時間に開門されています。この時間帯は二つの施設の回遊が可能となります。
開扉時間:10時から16時まで(但し、毎週月曜日、永青文庫の「展示替え期間」と年末年始(12月28日から1月4日まで)は通行できません。)
事前に申請が必要です。詳細は肥後細川庭園の事務室へお問い合わせください。
電話:03-3941-2010(受付時間午前9時~午後5時)
入口にある建物は松聲閣(しょうせいかく)と呼ばれ、もと細川家の学問所だった建物で、大正時代の建造物です。歴史性を活かした整備工事等を行い、平成28年1月16日(土曜日)にリニューアルオープンしました。施設内にある松聲閣集会室もぜひご利用ください。
秋の紅葉ライトアップ-ひごあかり-のご案内(別ウィンドウで開きます)
所在地:文京区目白台1-1
駐車場はありません。
肥後細川庭園松聲閣電話番号:03-3941-2010(午前9時~午後8時まで)
土木部みどり公園課管理係
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター19階北側
電話番号:
03-5803-1252
ファクス番号:03-5803-1361