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更新日:2025年9月2日

ページID:11739

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特別展「鷗外、最後の4年間―帝室博物館総長兼図書頭・森林太郎」【事前PR】

いつ

令和7年10月11日(土曜日)~令和8年1月12日(祝日・月曜日)

どこで

文京区立森鷗外記念館(文京区千駄木1丁目23番4号 電話03-3824-5511)

内容

明治・大正の文学者として知られる森鷗外(本名・森林太郎、1862-1922)は、軍医の最高位である陸軍軍医総監まで務め、大正5(1916)年4月に退任します。ところが、退任から時を経ずして大正6(1917)年12月、鷗外は宮内省の帝室博物館総長兼図書頭ずしょのかみに任命されました。帝室博物館と図書寮の二つの組織の責任者となった鷗外は、上野の東京帝室博物館(現・東京国立博物館)と当時は三年町(現・千代田区霞が関)にあった宮内省図書寮に勤務しました。鷗外は、帝室博物館総長として展示品の時代別陳列、研究紀要の発刊など、同館の運営改善に精力的に取り組みます。また、毎年秋には正倉院の曝ばく涼りょう(虫干し)にも立ち会いました。

同時に図書頭としては、皇統譜登録や『天皇皇族実録』の編修、図書寮で保管される古文書や公文書類の管理などに努めました。本展では、帝室博物館総長兼図書頭就任から大正11(1922)年7月に在任のまま没するまでの足跡を、宮内庁宮内公文書館が所蔵する宮内省の公文書類と、文京区立森鷗外記念館が所蔵する原稿・書簡・遺品などから紹介します。

官僚そして文学者として生涯を歩んだ鷗外の最後の4年間をご覧ください。

展覧会情報

・展覧会名:特別展「鷗外、最後の4年間―帝室博物館総長兼図書頭・森林太郎」

・会期:令和7年10月11日(土曜日)~令和8年1月12日(祝日・月曜日)

・主催:宮内庁宮内公文書館・文京区立森鷗外記念館

・出品協力:森鷗外記念館(津和野町)、東京大学総合図書館

・会場:文京区立森鷗外記念館展示室

・休館日:11月25日(火曜日)、12月22日(月曜日)、12月23日(火曜日)、12月29日(月曜日)~1月3日(土曜日)

・開館時間:10時~18時(最終入館は17時30分)

・観覧料:600円(割引等詳細は森鴎外記念館ホームページ(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)でご確認ください)

関連イベント

・講演会1「帝室博物館総長森鷗外と正倉院」田良島哲氏(東京文化財研究所客員研究員)/10月25日(土曜日)14時~15時30分

・講演会2「歴史を記録する鷗外」村上祐紀氏(拓殖大学教授)/11月22日(土曜日)14時~15時30分

・講演会3「一学徒としての帝室博物館総長兼図書頭・鷗外」須田喜代次氏(大妻女子大学名誉教授)/12月13日(土曜日)14時~15時30分

 

帝室博物館総長兼図書頭拝命(「進退録」のうち) 宮内公文書館蔵

帝室博物館総長兼図書頭拝命(「進退録」のうち)宮内公文書館蔵

 

鷗外55歳 大正6年撮影 文京区立森鷗外記念館蔵

鷗外55歳 大正6年撮影 文京区立森鷗外記念館蔵

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