パラクライミングの蓑和田一洋選手による表敬訪問がありました

12月2日、文京区在住の蓑和田一洋選手が成澤区長を表敬訪問しました。

蓑和田選手は、

・IFSC Para Climbing World Championships Seoul 2025

・IFSC Para Climbing World Cup Laval 2025

の２大会において、男子Ｂ３クラスでの第2位に輝きました。

 

蓑和田選手は、大会結果を報告するとともに、「存分に実力を発揮することができ、次につながる成績を収めることができた。障害者スポーツの普及はまだまだだが、共生社会の実現に貢献していきたい」と、今後への力強い意気込みを語りました。

区長からは「ぜひ来年も嬉しい報告に来ていただけることを期待しています。」と激励の言葉が贈られました。

区は、これからも様々な事業や支援を通じ、スポーツ振興に力を注いでまいります。

【パラクライミング】

公式競技では、高さ15ｍほどの壁に設定されたルートを登ることができた高度（距離）を競います。

現在「視覚障害」と「身体機能障害」の二つのクラスがあり、世界中で選手が増え、年々競技レベルも向上しています。

日本チームは、ワールドカップなどの国際大会で数多くのメダルを獲得している世界屈指の強豪チームです。

2028年にはパラリンピックの競技としても開催が決まっており、日本チームの活躍が期待されています。

また、競技以外でもジムや野外にある岩場などでクライミングを楽しむ人もおり、障害のあるなしに関わらず、クライミングを楽しむ人同士が、同じ空間と感動を共有できるのも、パラクライミングの魅力です。