在宅避難のお願い
避難所は、自宅が倒壊するなど被害を受けた方が、避難する場所です。
自宅での避難が継続できれば、在宅避難をしましょう。
在宅避難のメリット
- 慣れ親しんだ自宅でストレスフリー
- 感染症のリスクが低下する
- ペットと一緒に生活できる
避難行動の流れ
ご自宅に倒壊や損傷の危険性がなければ、在宅避難が可能です。
※マンションにお住まいの方は、倒壊の危険性が少ないため、在宅避難が基本です。
備蓄について
「あなたにとって、ないと生活できないもの」が必要なものです。自分や家族にとって必要なものです。
自分や家族にとって必要なものを確認し、水道・ガスなどのライフラインが途絶えても生活できるよう、7日間(最低3日間)分の備蓄物資を用意しましょう。
防災用品あっせん事業
住まいの防災
大地震ではあらゆるものが落下してきます。大地震による家具類の転倒・落下は、ケガの原因になるとともに、避難や救出・救護の障害になります。被害を防ぐために自宅の安全確認を行いましょう。
戸建て住宅・集合住宅の備え
(1)ベランダ
ベランダから避難できるように整理整頓する。鉢植えなど落ちる危険があるものは固定するか室内へ移動する。
(2) ブロック塀・門柱
土中にしっかりとした基礎部分がないもの、鉄筋が入っていないものは危険なので補強する。ひび割れや鉄筋の錆も修理する。
(3)屋根
不安定なアンテナはしっかり固定する。屋根瓦は補強する。
(4)窓ガラス
飛散防止フィルムを貼る。また、ひび割れ、窓枠のガタツキはないか確認する。
(5)外壁
壁に亀裂はないか確認する。
(6)側溝・雨水ます
ごみ・土砂や落葉を取り除き、ふみ板等を置かないで雨水が流れるようにする。
(7)地下駐車場
土のう、止水版を準備する。
家の中の安全対策
(8)たんす・本棚・食器棚
・L字型金具などを壁に取り付ける場合は、壁の強度のある部分(石膏ボード壁裏の間柱など)にネジで固定する。
・ガラス扉には、飛散防止フィルムを貼る。
・扉は開かないように、とめ具をつける。
・食器棚には、棚板にすべりにくい材質のシートなどを敷く。
・重い物を下に収納し、家具の重心を低くする。
(9)テレビ
・家具の上などの設置は避ける。
・できるだけ低い位置に固定する。
(10)冷蔵庫
扉と扉の間に針金などを巻いて金具で壁に固定する。
(11)照明器具
・鎖と金具を使って数箇所留める。
・蛍光灯は両端を耐熱テープで留める。
(12)カーテン
防炎加工のカーテンにする。
(13)暖房器具など
・耐震自動消火装置付きが望ましい。
・周囲に燃えやすい物を置かない。
区民の皆様を対象に、家具転倒防止器具の設置助成を行っています!
自宅の耐震チェック
建物の倒壊による被害を防ぎ、在宅避難をするための対策のひとつとして、建物の耐震診断をお受けください。
耐震性能が低い場合は、耐震改修工事等の対策が必要となります。
区では、昭和56年5月31日以前に建築された建物に耐震診断費用の一部を助成しています。
その他、耐震化アドバイザー派遣などを行っています。
在宅避難リーフレット
在宅避難リーフレット(PDFファイル; 949KB)〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター15階北側
危機管理室防災課地域防災担当
電話番号:03-5803-1745
FAX:03-5803-1344