更新日:2025年9月4日
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皆さんが使っている薬を記録するための手帳です。薬の良くない飲み合わせや副作用を防ぐことができます。
薬局では無料で配布していますが、薬局ごとに持たずに1冊にまとめましょう。
同じ病気で複数の医療機関にかかる重複受診は、同じ検査や処置を再度行い、お薬も二重に処方され、重複服薬を招く可能性もあり、自分の体の負担にもなります。
診断や治療に不安を感じる時は、納得のいくまで医師に相談するようにしましょう。
お薬手帳を薬局へ持参すると、重複服薬のチェックをしてもらうことができます。
ポリファーマシーとは、多くの薬を服用しているために副作用を起こしたり、薬を飲み忘れるなど、きちんと薬が飲めなくなっている状態をいいます。単に服用する薬の数が多いことではありません。
特に高齢になると、複数の病気をもつかたが増え、受診する病院や薬が増える傾向があります。さらに複数の病院から同じ効能の薬が重複して処方されている場合には、注意が必要です。
ポリファーマシーを解決するには、薬を処方する医師、調剤をおこなう薬剤師をはじめとした医療に関わるそれぞれの専門家と情報を共有することが重要です。
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」です。
適度な運動やバランスの取れた食事、定期的に健康診断を受診する等、日頃から積極的に自分の健康管理に関わりを持ちましょう。
軽度の体調不良時には、OCT医薬品(市販薬)を使用する等、病気や薬についての正しい知識を持てるようにしましょう。
OCT医薬品を購入した場合は、税金控除の対象となります。
リフィル処方箋とは、症状が安定している患者に対して、医師が長期処方が可能と判断した場合に発行されるもので、一定期間内に最大3回まで処方箋を繰り返し使用することができる仕組みです。この制度を利用することにより、病院の診察時間や待ち時間など通院にかかる負担の軽減や、医療費の節約につながることが期待されています。
リフィル処方箋の利用を希望される場合は、かかりつけ医にご相談ください。
「リフィル処方箋」を知っていますか?(政府広報オンライン)(外部リンク)
文京区薬剤師会では、「ぶんきょうお薬バッグ」をお渡しし、ご家庭での薬の管理や保管に役立てていただく取り組みを行っています。
「ぶんきょうお薬バッグ」は、薬の持ち運びだけでなく、お薬手帳、薬の説明書をまとめて入れることができ、薬の保管もできます。
薬の調整にご協力いただける方は、「ぶんきょうお薬バッグ」配布薬局でご相談ください。
ぶんきょうお薬バッグ配布薬局は文京区薬剤師会保険薬局名簿をご確認ください。((PDF:113KB)
病院で処方された薬を配布薬局で「ぶんきょうお薬バッグ」に入れてお渡しします。
おくすり手帳や薬の説明書を内側のポケットに入れて薬と一緒に保管し、薬の種類や服用方法が分からなくなった時に、確認してください。
ご家庭に持ち帰ってからも薬は「ぶんきょうお薬バッグ」に入れたまま保管してください。
薬を色々な場所に置くと飲み残しの原因となりますので、まとめておくことが大切です。
また、薬は、服用するときに必要な分だけ取り出すよう習慣づけましょう。
次に薬局においでになる際は、「ぶんきょうお薬バッグ」をそのままお持ちください。
また、ほかにご家庭で余っている薬があればあわせてお持ちください。
薬剤師が余った薬を確認させていただきます。薬剤師が確認するので同じような成分の薬が重なることを防いだり、医師に連絡して薬を調整したり再利用したりして薬代を減らせる場合もあります。
詳しい使い方はぶんきょうお薬バッグの使い方をご確認ください。(PDF:1,572KB)
災害時、毎日飲んでいる薬がないと命に関わることがあります。
地震など万一の場合には「ぶんきょうお薬バッグ」を必ず持ち出すようにしましょう。
一般社団法人文京区薬剤師会
電話03-3943-4686
福祉部国保年金課国保給付係
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター11階南側
電話番号:
03-5803-1193
ファクス番号:03-5803-1347