更新日:2024年4月26日
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皆さんが使っている薬を記録するための手帳です。薬の良くない飲み合わせや副作用を防ぐことができます。
薬局では無料で配布していますが、薬局ごとに持たずに1冊にまとめましょう。
同じ病気で複数の医療機関にかかる重複受診は、同じ検査や処置を再度行い、お薬も二重に処方され、重複服薬を招く可能性もあり、自分の体の負担にもなります。
診断や治療に不安を感じる時は、納得のいくまで医師に相談するようにしましょう。
お薬手帳を薬局へ持参すると、重複服薬のチェックをしてもらうことができます。
ポリファーマシー(多剤服用)とは、単に薬が多いことではなく、必要以上に薬が多いことによって、体に副作用が起こってしまうことや、薬の飲み間違え等きちんと薬が飲めなくなっている状態のことをいいます。
必要以上の薬をもらうことは医療費を無駄に負担することになります。今一度処方されている薬の状況を確認しましょう。
ポリファーマシー(多剤服用)を防ぐために、お薬手帳を活用し「かかりつけ医」「かかりつけ薬局」に相談しましょう。
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」です。
適度な運動やバランスの取れた食事、定期的に健康診断を受診する等、日頃から積極的に自分の健康管理に関わりを持ちましょう。
軽度の体調不良時には、OCT医薬品(市販薬)を使用する等、病気や薬についての正しい知識を持てるようにしましょう。
OCT医薬品を購入した場合は、税金控除の対象となります。
令和4年4月よりリフィル処方箋の制度がはじまりました。
リフィル処方箋とは、慢性疾患などで医師がリフィル(反復)可と判断した場合に、一定の定められた期間内に処方箋を反復利用できる制度です。
1回の通院で最大3回まで繰り返し薬を処方してもらうことができるため、通院や窓口負担が減り、医療費の軽減にもつながります。
リフィル処方箋を希望する際には、「かかりつけ医」にご相談ください。
文京区薬剤師会では、「ぶんきょうお薬バッグ」をお渡しし、ご家庭での薬の管理や保管に役立てていただく取り組みを行っています。
「ぶんきょうお薬バッグ」は、薬の持ち運びだけでなく、お薬手帳、薬の説明書をまとめて入れることができ、薬の保管もできます。
薬の調整にご協力いただける方は、「ぶんきょうお薬バッグ」配布薬局でご相談ください。
ぶんきょうお薬バッグ配布薬局は文京区薬剤師会保険薬局名簿をご確認ください。((PDF:986KB)
病院で処方された薬を配布薬局で「ぶんきょうお薬バッグ」に入れてお渡しします。
おくすり手帳や薬の説明書を内側のポケットに入れて薬と一緒に保管し、薬の種類や服用方法が分からなくなった時に、確認してください。
ご家庭に持ち帰ってからも薬は「ぶんきょうお薬バッグ」に入れたまま保管してください。
薬を色々な場所に置くと飲み残しの原因となりますので、まとめておくことが大切です。
また、薬は、服用するときに必要な分だけ取り出すよう習慣づけましょう。
次に薬局においでになる際は、「ぶんきょうお薬バッグ」をそのままお持ちください。
また、ほかにご家庭で余っている薬があればあわせてお持ちください。
薬剤師が余った薬を確認させていただきます。薬剤師が確認するので同じような成分の薬が重なることを防いだり、医師に連絡して薬を調整したり再利用したりして薬代を減らせる場合もあります。
詳しい使い方はぶんきょうお薬バッグの使い方をご確認ください。(PDF:1,572KB)
災害時、毎日飲んでいる薬がないと命に関わることがあります。
地震など万一の場合には「ぶんきょうお薬バッグ」を必ず持ち出すようにしましょう。
一般社団法人文京区薬剤師会
電話03-3943-4686
福祉部国保年金課国保給付係
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター11階南側
電話番号:
03-5803-1193
ファクス番号:03-5803-1347