若手職員のある1日(建築)
建築(都市計画部建築指導課)の仕事とやりがい
【公務員を志望した理由】
学生の頃はただ漠然と、ゼネコンや建築事務所に就職したらよいと考えていたのですが、就職活動を通して公務員にも専門性の高い職種があり、自分にも建築の技術職として活躍できる場があることを知りました。建築の仕事をするなら東京で働きたいとの考えもあって、地元ではなく特別区職員を志望しました。
中でも、文京区の落ち着いた街並みが好きで、この街の建築やまちづくりに携わりたいという思いから、文京区を志望しました。
【現在担当している仕事】
都市計画部建築指導課では、主に建築基準法に基づく確認申請や許可、検査、指導などの業務を行っています。その中で私は、建築に関する区の条例や規則の改正、建築物の認定審査、道路の指定、システムの管理などの業務を担当しています。
学生時代にあまり触れる機会がなかった法律を扱う仕事のため、覚えるのも理解するのも日々勉強です。
【建築職の仕事の醍醐味】
窓口に相談に来られる方は、文京区民の方から、設計事務所や不動産会社などの建築を専門としている方まで様々です。建築や不動産はその資産価値も大きいため、うっかりミスや勝手な判断をすると大きな混乱を招くことになります。
求められる知識と責任は大きいですが、相談の背景には建築のことで困っている区民の方がいて、それを解決に導くことで区民の安心・安全な暮らしを守っていると実感できるところが、この仕事の醍醐味だと思っています。
【職場の雰囲気、入区前と印象が変わったこと】
知識と経験豊富な先輩がたくさんいるので、日々教わりながら仕事ができています。また、何か問題が起きた際には、自分の担当の仕事を超えて全員で協力し合う体制が整っているので、とても心強く思っています。
入区前は、役所は決まり事やルーティンワークが多いイメージを抱いていましたが、実際には柔軟な思考や問題解決力が求められていると感じています。【将来どのような職員になりたいか】
今は周りの先輩を頼ってばかりですが、「まずは森山さんに聞いてみよう」と頼られるような職員になりたいです。そのためには、建築に関する知識だけでなく、他の分野も学ぼうとする積極的な姿勢が大事だと考えています。
【受験する方へのメッセージ】
建築職は、法的な審査業務から、工事の監理業務、まちづくりなど立場の違う幅広い業務が経験できる奥の深い仕事です。こんな仕事があるのかと驚くほど、それぞれの部署で様々な仕事があります。
公務員試験の勉強は大変かと思いますが、ぜひ勉強の合間に区役所の職場を覗いてみてください。実際の仕事の雰囲気を感じることができれば、勉強のモチベーションも上がることと思います。
建築(都市計画部建築指導課)のある一日
8時00分 |
出勤 |
---|---|
8時30分 |
始業(メールチェック、スケジュール確認) |
9時00分 |
窓口対応、電話対応 (道路の指定、長期優良住宅の認定の基準や手続きについての相談等) |
10時00分 |
現地調査のため外出 相談のあった場所で疑問があれば、現地を実際に見て判断するようにしています。 |
12時00分 |
昼食 同期と話しながら、食堂で昼食をとることが多いです。 |
13時00分 |
長期優良住宅などの認定審査 一定以上の性能のある設計になっているかを、法律や基準を片手に、図面や計算書とにらめっこしながら審査しています。 |
15時00分 |
システム保守委託業者との打合せ 部署で使用している区内の建物や道路などの情報を管理しているシステムの改修についての打合せです。 |
16時00分 |
打合せ用の資料作成 |
17時15分 |
終業 |
18時00分 |
仕事終わりに東京ドームで野球観戦 区役所の目の前なのでプレイボールにも間に合います。 |
23時00分 |
就寝 |
(注)所属等は平成29年3月現在のものです。
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター17階南側
職員課人事係
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