低公害車の普及促進とディーゼル車規制について

更新日 2023年04月03日

九都県市低公害車指定制度

自動車は、住民生活や事業活動にとって欠くことのできないものになっていますが、大気汚染や騒音など生活環境に大きな影響を及ぼしています。特に、九都県市域の窒素酸化物排出量の約50%は、この便利な自動車から排出されています。したがって、生活環境(大気汚染)を改善するためには、自動車からの窒素酸化物の排出量を削減する必要があります。そこで九都県市では、自動車公害対策の一環として「九都県市低公害車指定制度」を定めています。

この制度は、電気自動車・天然ガス自動車・メタノール自動車・ハイブリッド自動車のみでなく、一般的に市販されているガソリン自動車・LPG自動車・ディーゼル自動車であっても、窒素酸化物等の排出量が少ない低公害な自動車を指定し、九都県市が率先して公用車に導入していくとともに、低公害な自動車の導入を一般に広く推奨するものです。

低公害車として指定された自動車には、九都県市指定低公害車証を貼付することができます。

九都県市指定低公害車一覧表などの詳しい情報は、九都県市あおぞらネットワーク(外部ページにリンクします)をご覧ください。

低公害車の種類と特徴

電気自動車や天然ガス自動車などの低公害車は、窒素酸化物(NOx)や黒煙、粒子状物質(PM)の排出が少ないといった長所がありますが、価格が高いほか、走行距離が短い、燃料供給スタンドの新たな設置が必要といった短所もあります。

このため、これらの低公害車は、地域や用途を限定して利用していくことが大切です。

主な低公害車の種類と特徴

主な低公害車の種類と特徴
種類 動力 利点 課題
電気自動車 バッテリーに充電された電気を動力源としてモーターで走行する。 騒音が少ない
排気ガスは全くでない。
価格が高い。
一充電走行距離が短く、加速性も劣る。
バッテリーの保守や交換が必要
車両重量の増加
充電設備が必要
天然ガス自動車 天然ガスを燃料とするエンジンを用いる。 NOxを燃焼技術・触媒により、低く抑えることができる。黒煙や粒子状物質(PM)も出ない。
天然ガスは世界的に広く産する。
高圧ガス容器による重量の増加
高圧ガス保守対策が必要
充填スタンドが必要
メタノール自動車 メタノールを燃料とするエンジンを用いる。 NO2排出量はディーゼル車より少ない。PMも出ない。
天然ガスからのメタノール合成技術が実用化されている。
補助点火プラグや触媒の耐久性の向上
ホルムアルデヒドや未燃メタノールの排出抑制
燃料(1リットル当りの走行量)が半減
メタノールスタンドが必要
ハイブリッド自動車 制動時のエネルギーを電気や圧力エネルギーに変えて保存し、発進・加速時にエンジンの力を補助する。 燃費がよい。
NOx排出量が少ない。
新たなスタンドを作る必要がない。
バッテリー、発電併用モーター等による重量増加
電気式は、バッテリーの交換が必要

なお、八都県市では、上記の低公害車のほか、ガソリン自動車やディーゼル自動車等であっても排出ガス量の少ない自動車を八都県市指定低公害車に指定しています。

低公害車・ディーゼル車等への融資制度

文京区では低公害車の購入や既成の自動車に粒子状物質を減少する装置を装着する場合、融資あっせん制度を設けていますので経済課または環境政策課にお問い合わせ下さい。
ディーゼル車規制について知りたいときは

東京都環境局のディーゼル規制総合情報サイト(外部ページにリンクします)(東京都環境局のリンクサイト)をご覧ください。

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