ホーム > 手続き・くらし > 国民健康保険 > 関連情報 > 薬は適正に服用しましょう

更新日:2025年9月4日

ページID:509

ここから本文です。

薬は適正に服用しましょう

目次

 お薬手帳を持ちましょう

皆さんが使っている薬を記録するための手帳です。薬の良くない飲み合わせや副作用を防ぐことができます。

薬局では無料で配布していますが、薬局ごとに持たずに1冊にまとめましょう。

 重複受診と重複服薬に注意しましょう

同じ病気で複数の医療機関にかかる重複受診は、同じ検査や処置を再度行い、お薬も二重に処方され、重複服薬を招く可能性もあり、自分の体の負担にもなります。

診断や治療に不安を感じる時は、納得のいくまで医師に相談するようにしましょう。

お薬手帳を薬局へ持参すると、重複服薬のチェックをしてもらうことができます。

ポリファーマシー(多剤服用)を防ぎましょう

ポリファーマシーとは

ポリファーマシーとは、多くの薬を服用しているために副作用を起こしたり、薬を飲み忘れるなど、きちんと薬が飲めなくなっている状態をいいます。単に服用する薬の数が多いことではありません。

特に高齢になると、複数の病気をもつかたが増え、受診する病院や薬が増える傾向があります。さらに複数の病院から同じ効能の薬が重複して処方されている場合には、注意が必要です。

ポリファーマシーについて(厚生労働省)(外部リンク)

ポリファーマシーを予防・解決するためには

ポリファーマシーを解決するには、薬を処方する医師、調剤をおこなう薬剤師をはじめとした医療に関わるそれぞれの専門家と情報を共有することが重要です。

ポリファーマシー予防のために有効なこと

  • お薬手帳は1冊にまとめ、処方薬全体を把握できるようにする
  • お薬手帳に、病歴・副作用歴・アレルギーの有無などの基本情報や、気になる症状をメモしておく
  • かかりつけ薬局をもち、日頃から処方されている薬の情報を把握してもらう
  • 勝手に薬の服用をやめず、医師や薬剤師に相談する
  • 同じ病気で複数の医療機関に行く「重複受診」は、薬の重複を招くため控える

セルフメディケーションについて

セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」です。

適度な運動やバランスの取れた食事、定期的に健康診断を受診する等、日頃から積極的に自分の健康管理に関わりを持ちましょう。

軽度の体調不良時には、OCT医薬品(市販薬)を使用する等、病気や薬についての正しい知識を持てるようにしましょう。

OCT医薬品を購入した場合は、税金控除の対象となります。

セルフメディケーション税制について

リフィル処方箋をご存じですか?

リフィル処方箋とは、症状が安定している患者に対して、医師が長期処方が可能と判断した場合に発行されるもので、一定期間内に最大3回まで処方箋を繰り返し使用することができる仕組みです。この制度を利用することにより、病院の診察時間や待ち時間など通院にかかる負担の軽減や、医療費の節約につながることが期待されています。

リフィル処方箋の利用を希望される場合は、かかりつけ医にご相談ください。

「リフィル処方箋」を知っていますか?(政府広報オンライン)(外部リンク)

ぶんきょうお薬バッグについて

文京区薬剤師会では、「ぶんきょうお薬バッグ」をお渡しし、ご家庭での薬の管理や保管に役立てていただく取り組みを行っています。

「ぶんきょうお薬バッグ」は、薬の持ち運びだけでなく、お薬手帳、薬の説明書をまとめて入れることができ、薬の保管もできます。

薬の調整にご協力いただける方は、「ぶんきょうお薬バッグ」配布薬局でご相談ください。

ぶんきょうお薬バッグ配布薬局は文京区薬剤師会保険薬局名簿をご確認ください。((PDF:113KB)

ぶんきょうお薬バッグの使い方

病院で処方された薬を配布薬局で「ぶんきょうお薬バッグ」に入れてお渡しします。

おくすり手帳や薬の説明書を内側のポケットに入れて薬と一緒に保管し、薬の種類や服用方法が分からなくなった時に、確認してください。

お薬バッグお薬バッグにお薬手帳を収納している(JPG:87KB)

ご家庭に持ち帰ってからも薬は「ぶんきょうお薬バッグ」に入れたまま保管してください。

薬を色々な場所に置くと飲み残しの原因となりますので、まとめておくことが大切です。

また、薬は、服用するときに必要な分だけ取り出すよう習慣づけましょう。

お薬バッグに薬を収納している(JPG:75KB)

次に薬局においでになる際は、「ぶんきょうお薬バッグ」をそのままお持ちください。

また、ほかにご家庭で余っている薬があればあわせてお持ちください。

薬剤師が余った薬を確認させていただきます。薬剤師が確認するので同じような成分の薬が重なることを防いだり、医師に連絡して薬を調整したり再利用したりして薬代を減らせる場合もあります。

お薬バッグに自宅の薬を収納している(JPG:80KB)

詳しい使い方はぶんきょうお薬バッグの使い方をご確認ください。(PDF:1,572KB)

地震などの災害時には、ぶんきょうお薬バッグを必ず持ち出すようにしましょう

災害時、毎日飲んでいる薬がないと命に関わることがあります。

地震など万一の場合には「ぶんきょうお薬バッグ」を必ず持ち出すようにしましょう。

ぶんきょうお薬バッグについてのお問い合わせ先

一般社団法人文京区薬剤師会

電話03-3943-4686

シェア ポスト

お問い合わせ先

福祉部国保年金課国保給付係

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター11階南側

電話番号:

ファクス番号:03-5803-1347

お問い合わせフォーム

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください。

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?