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更新日:2024年4月25日
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昭和29年9月結成
町会・自治会の活動への参加方法、活動内容、会費等に関することは、各町会・自治会にお問い合わせください。連絡先がご不明の場合は、下記の地域活動センターまでお問い合わせください。
地域活動センター | 電話番号 |
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根津地域活動センター | 03-3822-3653 |
当町会名の根津片町は東側は、谷中と隣接し南は言問通りに面している根津2丁目中央部の旧町名であります。古くは甲斐甲府藩主松平綱重邸の敷地に含まれており俗に元屋敷と呼ばれた土地の一角でした。宝永元年(1704)綱重の子綱豊が五代将軍綱吉の養子となり西の丸に入ると、綱豊の産土神であった根津神社は、藩邸を社地として与えられ同3年に遷宮します。同5年幕府小人組の町屋敷代地となり、正徳元年(1711)には、その一部が、谷中片町拝領町屋となりました。明治5年(1872)谷中片町(現台東区)の飛地と周辺の武家地を合わせて、『根津片町』が成立しました。昭和40年の住居表示変更に伴い根津2丁目となります。大正末年に暗渠となるまで、谷中の寺町に面した町の東側と言問通りの南側を藍染川が流れていました。本郷台地と谷中からの坂を下りきった交差点近くで地勢が低く以前は大雨による浸水に悩まされてきましたが、下水、治水工事でそれも過去のものとなりました。世帯数はおよそ240。この辺りは幸いにも関東大震災や戦災の火の手を免れたため、古くからの居住者が多い町です。長い伝統を持つ町は昔ながらの心持ちで隣近所との助け合いの精神が受け継がれ、人情や親しみやすさ、優しさの下町気質で団結しています。町会では40名の役員を中心に、防火防災・交通安全・防犯活動・福祉厚生に努め町の親睦を図り近隣の町会とともにさまざまな文化活動を行なってきました。一方、婦人部は、廃品回収活動を長年にわたり続けています。町をあげて行われる秋の根津神社祭礼には老若男女50名の祭礼委員を中心に大中小3基の神輿が山車お囃子とともに繰り出され町内の親睦の象徴となっています。住宅街を商店街が包んだ形の当町の中心部には、戦後、町会と住民の宿願だった根津二丁目児童遊園が作られ、大通りから入った路地裏にあり、静かで安心でき、緑も豊富、手入れも行き届いた気持の良い公園です。