更新日:2025年10月29日
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被爆樹木は、原爆の投下前から生えており、原爆の惨禍に遭いながらも、生き抜いた樹木です。広島市は、爆心地から概ね半径2km以内、長崎市は半径4km以内で被爆した樹木を被爆樹木として登録・認定し、保存・継承に取り組んでいます。
(広島市ホームページより)
昭和20年(1945年)8月6日、爆心地から北東へ約1.3kmにあった旧広島逓信局の中庭で被爆したアオギリは、爆心地側の幹半分が熱線と爆風により焼けてえぐられましたが、樹皮が傷跡を包むようにして成長を続け、焦土の中で青々と芽を吹きました。その後、被爆アオギリは昭和48年(1973年)に平和記念公園に移植されましたが”平和を愛する心”、”命あるものを大切にする心”を後世に継承するため、この被爆アオギリが実らせた種を発芽させて育て、成長した苗木を「被爆アオギリ二世」と名付けて配布しています。
文京区では非核平和都市宣言40周年を記念し、本区が加盟している平和首長会議から被爆樹木二世アオギリの苗木を譲り受け、令和5年7月15日に教育の森公園に植樹しました。植樹式では、区内在住中学生から選ばれた平和特派員が成澤文京区長と土入れを行いました。


文京区へやってきたときは約30cmだったアオギリは、令和7年10月現在、約85cmまで成長しました。
平和の象徴として、文京区では今後も成長を見守っていきます。
ぜひ教育の森公園へ足を運んでみてください。
【10月17日(金曜日)】
10月に入っても暑い日が続いていましたが、やっと涼しくなってきました。
アオギリは大きく葉を広げ、グングン成長しています。

【1月31日(金曜日)】
2度目の冬を迎えました。
寒さに負けず、アオギリは真っ直ぐ成長しています。

【11月5日(火曜日)】
暑い夏を乗り越えて葉の数は増え、少しずつ成長しています。

【6月19日(水曜日)】
長い冬を耐え抜いたアオギリは、鮮やかな緑色の葉をつけました。

【2月8日(木曜日)】
葉は全て落ち、幹だけとなりました。
これから暖かくなるにつれて、徐々に葉が出てきます。

【11月17日(金曜日)】
葉が黄色に変化し、冬を迎える準備を始めました。

【8月30日(水曜日)】
植樹から1ヶ月が経過しました。
少し日焼けしていますが、元気に成長しています。
