ホーム > 区政情報 > 広報・広聴 > 報道発表資料 > 令和8年の報道発表資料 > 報道発表資料(令和8年8月) > 文京区立森鷗外記念館 特別展「観潮楼歌会―鷗外の歌壇観測」〈事前PR〉 ~石川啄木、北原白秋、斎藤茂吉らが集った、鷗外主宰の「観潮楼歌会」をひも解きます~
更新日:2026年8月24日
ページID:13438
ここから本文です。
令和8年10月10日(土曜日)~令和9年1月11日(月曜日・祝日)
文京区立森鷗外記念館(文京区千駄木1-23-4)
観潮楼歌会は、1907(明治40)年3月から約3年間、森鷗外が主宰し自邸・観潮楼(現・文京区立森鷗外記念館)で開催した歌会です。
短歌に関心をもっていた鷗外が、結社の隔たりを縮めようと、当時の歌壇を代表する伊藤左千夫(根岸短歌会)や与謝野寛(東京新詩社)、佐佐木信綱(竹柏会)らを招き、始まりました。
出席者には変動がありますが、上田敏、北原白秋、吉井勇、石川啄木、木下杢太郎、斎藤茂吉ら、今でもよく知られる歌人たち延べ21人が参加しました。
「趣味及作風の異つた同士が毎月一回自作を持寄つて、直截なる批評を交換する会」(与謝野寛『文芸彙報』)で、作者名を伏せた詠草(詠んだ歌を記した紙)を回覧・選歌し、盛んに批評が交わされたといいます。
評価を意識した歌風の変化、歌会の枠を超えた文芸談義など、刺激を与えあう交流は、鷗外や参加者の新たな創作への動きにつながっていきました。
観潮楼歌会の正式な記録は残っていませんが、30回ほどの開催が確認でき、鷗外と参加者の日記や書簡、回想などから歌会の様子をうかがい知ることができます。
本展では、それらを辿りながら、観潮楼歌会の全体像を観測します。
展覧会名:特別展「観潮楼歌会―鷗外の歌壇観測」
会期:令和8年10月10日(土曜日)~令和9年1月11日(月曜日・祝日)
主催:文京区立森鷗外記念館
会場:文京区立森鷗外記念館
休館日:10月26日(月曜日)・27日(火曜日)、11月24日(火曜日)・25日(水曜日)、12月21日(月曜日)・22日(火曜日)、12月29日(火曜日)~1月3日(日曜日)
開館時間:10時~18時 ※最終入館は、各日閉館時間の30分前まで。
観覧料:600円(その他割引等詳細は文京区立森鷗外記念館ホームページ(外部リンク)で確認ください)
出品協力:公益財団法人日本近代文学館、群馬県立土屋文明記念文学館、山武市歴史民俗資料館、茅野市八ヶ岳総合博物館、東京大学総合図書館ほか
今野寿美氏(歌人・宮中歌会始選者)
11月7日(土曜日)14時~15時30分
丸井重孝氏(伊東市立木下杢太郎記念館前職員)
11月28日(土曜日)14時~15時30分

『鷗外日記』(1909年1月9日):観潮楼歌会を催し、初めて斎藤茂吉が参加したことなどを記す。

石川啄木筆鷗外宛はがき(1908年9月29日):歌会案内の受領と、10月3日の会には必ず出席すると伝える。