ホーム > 区政情報 > 広報・広聴 > 報道発表資料 > 令和7年の報道発表資料 > 報道発表資料(令和7年6月) > 文京区立森鷗外記念館コレクション展「小説『舞姫』をよんでみよう!」〈事前PR〉(6月5日発信)
更新日:2025年6月5日
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令和7年7月4日(金曜日)~9月30日(火曜日)
文京区立森鷗外記念館(文京区千駄木1丁目23番4号 電話03-3824-5511)
森鷗外は小説『舞姫』を1890(明治23)年1月に雑誌「国民之友」に発表しました。それまで論文や外国文学の翻訳等を主に執筆してきた鷗外が発表した創作小説の第一作目です。この作品は、1957(昭和32)年以降、高等学校国語科の教科書に取り上げられてきたことから、森鷗外という作家を『舞姫』という作品とともに記憶している人も多いことでしょう。
小説『舞姫』は、ドイツから船で帰国途中の青年・太田豊太郎による回想という形をとります。官僚として派遣されたベルリンで出会ったエリスとの恋、自分の学問や将来などを巡る葛藤や悩みとともに、帰国に至ったいきさつが描かれます。
本展では、鷗外生前に『舞姫』が掲載された雑誌や書籍のほか、創作の背景にあった鷗外自身のドイツ留学や当時の反響などに関連する館蔵資料を展示します。
そして、「国民之友」で発表される直前の1889(明治22)年末に執筆した自筆草稿(複製)全28枚を展示します。鷗外は『舞姫』を書籍に収録するたびに推敲を重ねており、今日私たちが教科書などでよむ『舞姫』と自筆草稿とを比べると、語句の変更や削除箇所があることに気づきます。手書きの文字や推敲の跡に注目しながらよみ、鷗外が吟味を重ねた言葉を味わってください。
コレクション展「小説『舞姫』よんでみよう!」
令和7年7月4日(金曜日)~9月30日(火曜日)
文京区立森鷗外記念館
文京区立森鷗外記念館 展示室2
7月22日(火曜日・23日(水曜日)、8月25日(月曜日・26日(火曜日)、9月24日(水曜日25日(木曜日)
10時~18時
7月9日(水曜日)は9時より開館、8月2日(土曜日)は20時閉館
※最終入館は、各日閉館時間の30分前まで。
300円(その他割引等詳細は当館ホームページ(https://moriogaikinenkan.jp)でご確認ください。
※8月2日(土曜日)は文京区民無料観覧日(区在住、在勤、在学の方が対象)
展示関連講演会「明治20年代の青年太田豊太郎作品「舞姫」が問いかけてくるもの」
須田喜代次氏(大妻女子大学名誉教授、森鷗外記念会会長
8月30日(土曜日)14時~15時30分
企画政策部広報戦略課
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号文京シビックセンター14階南側
電話番号:
03-5803-1128
ファクス番号:03-5803-1331