更新日:2025年4月18日

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女性の健康

女性のライフステージと健康

女性は、生涯を通じて、ホルモンバランスが大きく変動し、その影響で心と体に様々な変化が生じます。

そのため、世代によって注意したい症状や病気も異なります。

また、仕事、結婚、育児などライフスタイルも多岐にわたります。

各ライフステージの特徴に応じた健康づくりのポイントを知り、充実した日々を過ごしましょう。

〈女性のライフステージと主な健康課題〉

女性のライフステージと健康

(参考)

思春期

「思春期」は、こどもからおとなへ変わってゆく移行期全体をさす言葉です。この時期には女性ホルモンが上がっていくことによって、「第二次性徴」と呼ばれるからだの変化があらわれ、また、こころにも大きな変化がある時期です。

からだや性、健康的な生活習慣を保つための知識を身に着けましましょう。

成人期

成人期は、一般的には病気になりにくい年代ですが、女性の生涯にわたる健康の基礎を築く大切な時期です。

また、就職・結婚・出産など様々なライフイベントにより生活や環境が大きく変化します。

普段からの健康管理とがん検診などの定期検診を習慣にしましょう。

参考

更年期

閉経(1年間月経がない状態)の平均年齢は50.5歳ですが、これを挟んだ前後10年を更年期と呼び、急激な女性ホルモンの減少により、さまざまな症状が起こりやすくなります。

また、生活習慣病のリスクが上がってくるのもこの時期です。

ホルモンが乱れ易い更年期の女性の病気やケアは、早めの対応が重要です。気になる症状は自己判断せず専門医に相談しましょう。

老年期

誰でも年を重ねれば、自然の老化とともに心身の機能が衰えますが、女性ホルモンの欠乏により、骨粗しょう症や生活習慣病のリスクが高まります。

定期検診受診や持病の管理、生きがいづくりなど、今までの生活を振り返り、できることから始めましょう。

日々の小さな生活改善の積み重ねが健康寿命を延ばします。

女性がかかりやすい病気を知っておこう

女性特有のがんについて~がんは早期発見がカギ!~

2人に1人が何らかのがんにかかるという統計もありますが、早期発見・早期治療により約9割が治るとも言われています。症状のないうちに検診で見つけて治療することが大切です。

子宮がん検診は20歳以上、乳がん検診は40歳以上の女性が対象です。文京区では、本年度中偶数の年齢になる方を対象に無料クーポンを送付しています。定期的に検診を受け、自分の体と向き合いましょう。

乳がんと子宮がんの罹患率

子宮頸がん検診

子宮頸がんは、40代の女性に発症のピークがありますが、近年、10代後半から20代の若い世代に発症率が増加しています。

初期の子宮頸がんは全く自覚症状がありませんから検診は大切です。

乳がん検診

乳がんは、早期に発見できれば治癒率が高く乳房の外観を保つ治療も可能になります。

健診で行なう「マンモグラフィ検査」(乳房X線検査)は、しこりになる前のごく早期の乳がんを見つけることができます。

  • 乳がん検診
    40歳以上の女性(原則)2年に1回(文京区の検診)
ブレスト・アウェアネス

乳がんを早期発見するためには、日ごろから乳房の状態を意識する生活習慣「ブレスト・アウェアネス」が大切です。日頃からご自分の乳房の状態に関心を持ち、乳房を意識して生活してみましょう。

参考

女性のメンタルヘルス

女性の心は、ホルモンバランスや心理・社会的要因によって大きく変化します。女性のうつ病は男性の2倍以上あるといわれており、症状がみられた際には、早期に心のケアが必要です。不調を感じたらすぐに専門医に相談しましょう!

+1(プラスワン)の健康づくりを始めましょう

運動&日常生活の活動量を増やそう!

普段から元気に体を動かすことで、生活習慣病などにかかるリスクを下げることができます。

  • 今より10分多く体を動かそう
  • 階段の利用、ひと駅手前で降りて歩こう

食事は「おいしく」「楽しく」「バランスよく」

食事は「主食」「主菜」「副菜」をそろえましょう。多様な食品が組み合わさり、必要な栄養素をバランスよくとることができます。

  • 毎日3食おいしく食べよう
  • 食事はゆっくりよく噛んで

身体やこころの状態を定期的にチェックすることで早めの対処が可能になります

  • かかりつけ医を持ち、気になる不調は専門医に相談を
    (参考)文京かかりつけマップ
  • 子宮がん検診、乳がん検診を受けましょう

区の事業を上手に活用しましょう

区の事業一覧

内容

概要

骨粗しょう症健診

20歳以上70歳までの女性5歳毎

尿失禁予防教室

65歳以上の女性で尿失禁の心配のある方

介護予防 介護予防を始めたい方の情報
いきがい・社会参加 いきいきと暮らすための情報
休養 精神保健相談 休養・こころの健康
栄養相談 三食、バランスよく食べましょう

健康センター スポーツ

元気にからだを動かしましょう

妊娠・出産・将来のこと

相談先

女性の健康週間(3月1日~3月8日)

厚生労働省では、3月1日から3月8日までを「女性の健康週間」と定めています。女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすためには、生活の場(家庭、地域、職域、学校)を通じて、女性の様々な健康問題を社会全体で総合的に支援することが重要です。区では、女性の健康づくりに関する関心を高めるとともに、正しい知識の普及啓発を目的に、女性特有の身体とこころの健康について学べるイベントを開催しています。詳しくは下記をご覧ください。

関連情報

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お問い合わせ先

保健衛生部・文京保健所健康推進課福祉保健政策推進担当

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター8階南側

電話番号:

ファクス番号:03-5803-1355

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