神明町会

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文京区町会連合会創立60周年記念誌「六十年のあゆみ」(2014年11月発行）掲載内容

戦前の祭礼は、神明東部、北部町会で「神昭会」を結成し、昭和5年に現在に残る立派な大神輿、小神輿（2基）、太鼓が新造され町内渡御も盛況を極めたが、戦争で中断、昭和25年連合町会に依る、お神明様の（現天祖神社）大祭が執行され、三業からは華やかな「手子舞」、町内揃いの祭袢纏の若い衆による神輿渡御は、昔に勝る壮観であった。
現在も先人の意志を大切に受け継ぎ守っている。
敬老祝意は75歳以上の高齢者に町会行事として贈呈している。また高齢者クラブは「寿同志会」「寿神明クラブ」2つの組織が活発な活動を続けている。
昭和26年都市計画による、区画整理が開始され38年終了、現在の優れた街並みが完成した。
昭和40年、住居表示については、永年親しみ呼びつがれた「駒込神明町」が「本駒込」と表示されることに至った。
昭和46年、住民の惜別の念も空しく、都電が撤廃され、車庫跡地は、その後勤労福祉会館、図書館、幼稚園、都営アパート、車庫跡公園等が同時に建設され、都市化が一層進められた。
現在は、マンション居住の会員の数が急速に増え続け、薄れた地縁、連帯感の希薄等、種々問題も山積していますが「安心」「安全」で明るい街造りに、これからも役員、町民一体となって取り組み中です。