更新日:2024年5月5日
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3.根津神社
根津神社の社殿は、宝永(ほうえい)3年(1706)、5代将軍徳川綱吉(とくがわつなよし)の命によって造られたものです。6代将軍家宣(いえのぶ)がこの地で生まれたこともあって、徳川将軍家から厚く信仰されました。本殿をはじめとする社殿や唐門(からもん)などは重要文化財に指定されています。
正徳(しょうとく)4年(1714)9月21日に行われた例祭は、神田祭・山王(さんのう)祭と共に江戸の三大祭と呼ばれ、江戸の人びとに親しまれました。
根津神社には3,500本ものさまざまなつつじが植えられています。これはこの地が甲府松平家の屋敷だった頃、上州館林(群馬県)から移植されたのが始まりと伝えられます。
今も春にはつつじ祭りが開催され、多くの人びとが集います。
明治40年(1907年)の根津神社(『新撰東京名所図会』より)
根津八重垣町(『新撰東京名所図会』より)
根津公園之図(『新撰東京名所図会』より)
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