文京区教育ビジョン

更新日 2013年04月24日

文京区教育ビジョンは、 「個が輝き共に生きる文京の教育」 とし、これを推進する。

ア「個が輝く」

「個が輝く」とは、一人ひとりの子どもが尊重され、個の力を発揮して伸びていく様子を表した言葉である。また、次世代を担う子どもたちが、自主的・主体的に行動できる“生きる力”を身に付け、自己実現を図り、個として自立していく姿でもある。

「個が輝く」ためには、自分自身を知り、理解することから始まる。

子どもたち一人ひとりが、興味や関心のある対象から一歩進んで、自分の目的や課題を発見し、それに向かって生き生きと取組む姿は、さらにその子らしさとして個の輝きを増すことにつながる。

そして、子どもが夢中になって物事に取組み、困難を乗り越え、成就感・達成感の喜びや楽しさを積み重ねていくことで自尊感情を高めるとともに、より高い自分自身の夢や希望の実現に向けて努力していこうとする意欲につながっていく。そして、他の人とのかかわりの中で、一人ひとりが「個が輝く」存在であると気付くことで、互いを尊重する気持ちが芽生え、相乗効果がうまれていく。

この一連の姿こそが「個が輝く」ことである。 

 

イ「共に生きる」

「共に生きる」とは、互いを理解しようと努め、心を通わせ、共に感じ、共に生きていく、自他を尊重する心や態度を表した言葉である。

人は、年代・世代はもとより、言語・人種・風俗・習慣・文化や特性等を越えて、相互にかかわり合いながら生きている。たとえ異なる価値観であっても、人として互いを理解し、認め合って共に生きる道を築いていかなければならない。

社会は、人と人とのかかわりによって成り立っている。今日、世界は時間的にも空間的にも接近し、高度情報社会の到来も相まって、言語・習慣・文化の異なる人との触れ合う機会が多くなっている。一方、少子高齢化により人口減少が生じている日本においては、様々な世代を越えた人々が共に生きる社会を築くため、家族や地域との絆が重要になっている。さらに、地球規模のスケールで他の生物や地球そのものと共に生きることを考えて、持続可能な社会を実現していかなければならない。

グローバル化の進展する社会において、互いをかけがえのない存在として認め、そのために行動する姿が「共に生きる」ことである。  

教育ビジョン策定の趣旨

文京区では、昭和39年度より「情操教育」と「健康教育」を、昭和51年度からは「心の教育」を重点目標として掲げ、その実践に努めてきました。これらを基に平成8年2月に、文京区教育ビジョン「個が輝き共に生きる文京の教育」を策定し、平成12年には、文京区教育ビジョン推進プラン(PDFファイル; 420KB)を作成しました。

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