難民支援に関する取組
紛争や迫害によって故郷を追われた人々は2018年には7,000 万人を超え、日本社会においても難民への理解や支援がますます必要とされています。
文京区は、かねてより難民支援に取り組み、姉妹都市であるドイツのカイザースラウテルン市での難民を支えるため、募金活動などを行っています。
また、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が、難民の保護・支援の推進を目指して世界各地の都市・地域との連携強化を目的として実施しているグローバルキャンペーン「Cities#WithRefugees」に、日本では、東京都、広島市に次いで参加を表明しています。
さらに、東京2020大会パラリンピック難民選手団のホストタウンとして、スポーツや様々な事業を通じ、幅広い世代に難民問題について周知啓発を行ってまいりました。
こうした取組の一環として、この度の軍事侵攻により苦難に直面しているウクライナ難民の人々への緊急支援と、国際平和についてのメッセージを発信するための取組を行います。
夏休み小学生向けワークショップ「サトちゃんの大切なもの」を開催します(終了しました)
【事後】ワークショップにご参加された皆さま
ご参加、誠にありがとうございます。
「事後配布プリント」と「パラリンピック難民選手団に関するちらし」を掲載します。
学習の振り返りにぜひお役立てください。
日時
8月19日(木曜日)午後6時30分~8時
内容
【前半】アニメ「難民『サト』のものがたり」の登場人物の動きや表情から、当たり前のように感じている日常が戦争で奪われていることを知り、ぬり絵などのツールをとおして自分たちにできることを考えるワークショップ。
【後半】難民についての詳しいお話や気になる質問に、講師が答えるトークタイム。
東京2020パラリンピック競技大会に難民選手団の一員として出場する、イブラヒム・アル・フセイン選手(水泳)と、選手団を率いるイレアナ・ロドリゲス選手団団長からのメッセージ動画も放映します。
対象
小学生とその保護者(幼稚園年長から小学校中学年推奨)
会場
Zoom(オンライン会議ツール)
使用する端末1台ごとに1件のお申込みをお願いします。
詳細は、オンライン講座等参加のご案内(PDFファイル; 862KB)をご確認ください。
講師
天沼耕平氏(国連UNHCR協会)
定員
80人程度(先着順/無料)
80人の定員に達したため、増枠しました。
参加方法
申込期間が終了したため、申込を締め切りました。
事前のお申し込みが必要です。
8月16日(月曜日)までに「電子申請」でお申込みをしてください。
- ワークショップのイメージは、「国連UNHCR協会のホームページ(外部ページへリンクします。) 」をご覧ください。
- 事業のちらしはこちら(PDFファイル; 1103KB)
「難民アスリート写真展」を開催します(終了しました)
文京区は、今年6月29日にパラリンピック難民選手団のホストタウンに登録されました。
そこで、国連UNHCR協会の協力により、難民アスリートたちのストーリーと、彼らが後にしてきた祖国の現状をお伝えし、同じ一人の人間として尊厳をもって未来へ向かう難民の方々への理解を深めることを目的に写真展を開催します。
苦境を乗り越えてきた力強さ、活力を感じていただけることと思います。
この機会にぜひお立ち寄りください。
日時
7月27日(火曜日)から30日(金曜日)正午まで
内容
史上初めて難民アスリートが参加したリオ2016大会で活躍した10人の難民選手の、苦難の中でも希望を忘れず挑戦し続ける姿をはじめとした写真展示
会場
アートウォールシビック(文京シビックセンター地下1階)
6月20日「世界難民の日」及び医療従事者等支援に賛同し、文京シビックセンター屋上を青色にライトアップします(終了しました)
文京シビックセンター屋上の三角屋根を青色にライトアップします。
日時:令和3年6月20日(日曜日)から6月26日(土曜日)午後7時から9時まで
国連が定める6月20日「世界難民の日」には例年、難民支援の輪を広げるために世界各地で様々なイベントが行われています。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日事務所は、全国で「国連ブルー」ライトアップを実施し、趣旨に賛同したランドマークが「国連ブルー」に染まります。
また、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、最前線で働く医療従事者の方々への感謝を込めたブルーライトアップの取組も全国に広がっています。
文京区は、「世界難民の日」への賛同と、医療従事者をはじめ新型コロナウイルスに対応しながら社会や暮らしを支えてくださっている全ての方々への感謝の意を込めて、6月20日から7日間、文京シビックセンター屋上の三角屋根を青色にライトアップします。
↓ブルーライトアップ時の様子
「UNHCR WILL2LIVE 映画祭2019」を開催します(終了しました)
文京区の取組と国連UNHCR協会について
文京区はかねてより難民支援に取り組み、姉妹都市であるドイツのカイザースラウテルン市での難民支援を支えるため、募金活動(関連ページへリンクします。)などを積極的に行っています。
国連UNHCR協会は、日本におけるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の公式支援窓口として2000年に設立し、UNHCR駐日事務所と連携しながら、UNHCRの活動を支えるための広報・募金活動を行っている認定NPO法人です。
映画祭の開催について
今回、国連UNHCR協会が実施する「UNHCR WILL2LIVE映画祭2019」に文京区も共催し、文京シビックホール小ホールにおいて、4作品を上映します。
“WILL2LIVE(ウィル・トゥー・リブ)”というタイトルには厳しい境遇にあっても生き抜こうとする難民の意志(=Will to live)が示されており、どんな逆境にもくじけず前に進もうとする難民の人々の不屈の姿、彼らの持つ勇気や希望をこの映画祭で伝えます。
紛争や迫害によって故郷を追われた人々は、UNHCR設立以来最多の約7,080 万人(2018 年末時点)を記録し、日本社会においても難民への理解や支援がますます必要とされています。
難民の現状に理解を深める機会として、ぜひご来場ください。
開催概要について
上映スケジュール
上映日時 | 上映作品 |
---|---|
10月4日(金曜日)15時40分から上映
14時55分から整理券配布 15時20分から開場 |
ナディアの誓い - On Her ShouldersOn Her Shoulders Copyright:RYOT Films 監督:アレクサンドリア・ボンバッハ
2018年のノーベル平和賞の受賞者、ナディア・ムラドは過激派組織ISISによる虐殺と性奴隷から逃れた23歳のヤジディ教徒。彼女は、普通の女の子として生きたいという思いがありながらも、残された同胞のため、国連などの国際的な表舞台でヤジディ教徒が直面する現実を訴える。やがて、同郷の人々の希望の存在となっていく。彼女は当事者として国連初の人身売買の被害者らの尊厳を訴える国連親善大使に就任。2015年以来、国際刑事裁判所に人種差別罪と人道に対する罪を訴え、ISISを国際刑事裁判所に提訴するよう取り組んでいる。 (2018年サンダンス映画祭監督賞、他) |
10月4日(金曜日)18時40分から上映
17時55分から整理券配布 18時20分から開場 |
ミッドナイト・トラベラーMidnight Traveler
監督:ハッサン・ファジリ
アフガニスタンの平和をテーマにした作品がタリバンの怒りを買い、その首に懸賞金をかけられた映画監督のハッサンは、妻と2人の娘たちと故郷アフガニスタンを逃れることを余儀なくされる。映画監督として、時に出演者として、ハッサンは携帯電話だけを手に、タジキスタン、トルコ、ブルガリアを経て、安全な場所を求めてさまよう一家の命がけの旅を記録していく。故郷を追われて難民となるとはどういうことか、その現実が観る者に容赦なく迫るドキュメンタリー。 (2019年ベルリン国際映画祭パノラマ部門エキュメニカル審査員賞、他) |
10月5日(土曜日)13時から上映
12時15分から整理券配布 12時40分から開場 |
イージー・レッスン - 児童婚を逃れて【日本初上映】Easy Lessons
監督:ドロッチャ・ズルボー
「娘だけは自由に生きてほしい」。そんな母親の想いを胸に、ソマリアで育った17歳のカフィアは児童婚から逃れるため、15歳のときに単身ハンガリーにたどり着いた。ハンガリー語を学びながら、高校の卒業資格をとるために日夜勉強に励むカフィア。その美貌を生かしてモデル業も始め、順調な毎日を過ごしているかのように見えたが、生まれ育った祖国で培われた宗教や文化に対する価値観とのジレンマに苦悩する。ソマリアにいる最愛の母親になんと伝えたらよいのだろうか・・・。ヨーロッパで自分らしい生き方を模索しながらも、自問自答する日々が続いていた。 |
10月5日(土曜日)15時40分から上映
14時55分から整理券配布 15時20分から開場 |
難民キャンプで暮らしてみたら【日本初上映】Salam Neighbor Copyright:Salam Neighbor 監督:クリス・テンプル、ザック・イングラシー
2人のアメリカ人青年の制作チームが、シリア難民が暮らすヨルダンのザータリ難民キャンプでの滞在を許可された。キャンプ内のテントで1カ月生活し、テントを建てたり配給に並んだりする難民の日常生活を体験。「隣人」たちとの日々の交流から見えてきたのは、トラウマを抱えながらも、自分にできることを見出し、平和を求めて懸命に生きる一人ひとりの姿だった。キャンプの外で暮らす8割の難民たちの生活についても知りたいと、近隣の町で暮らしている母子家庭も訪問。原題にある”Salam”とは、アラビア語で「平和」という意味を含むあいさつの言葉。 (2016年US Muslim Public Affairs Councilより”Media Award Honoring Voices of Courage & Conscience” 受賞) |
10月5日(土曜日)18時40分から上映
17時55分から整理券配布 18時20分から開場 |
ナディアの誓い - On Her ShouldersOn Her Shoulders Copyright:RYOT Films 監督:アレクサンドリア・ボンバッハ
2018年のノーベル平和賞の受賞者、ナディア・ムラドは過激派組織ISISによる虐殺と性奴隷から逃れた23歳のヤジディ教徒。彼女は、普通の女の子として生きたいという思いがありながらも、残された同胞のため、国連などの国際的な表舞台でヤジディ教徒が直面する現実を訴える。やがて、同郷の人々の希望の存在となっていく。彼女は当事者として国連初の人身売買の被害者らの尊厳を訴える国連親善大使に就任。2015年以来、国際刑事裁判所に人種差別罪と人道に対する罪を訴え、ISISを国際刑事裁判所に提訴するよう取り組んでいる。 (2018年サンダンス映画祭監督賞、他) |
会場
文京シビックホール 小ホール(文京シビックセンター2階)
申込み・入場
- 事前申込み不要、入場無料です。
- 各回上映45分前より整理券を会場で、先着順に配布します(お一人につき1枚の配布)。
- 各回20分前に開場し、整理券番号順にご案内します(自由席)。
- 各回完全入替制です。
公式サイト
国連UNHCR協会の公式サイトはこちら(外部ページへリンクします。)
【主催】特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
【協力・監修】国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
【パートナー】独立行政法人 国際協力機構(JICA)
【共催】文京区(文京シビックホール開催分のみ)
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター14階南側
総務課ダイバーシティ推進担当
電話番号:03-5803-1187
FAX:03-5803-1331