難民支援に関する取組

更新日 2024年01月11日

紛争や迫害によって故郷を追われた人々は、2022年5月には初めて1億人を超え、日本社会においても難民への理解や支援がますます必要とされています。

文京区は、かねてより難民支援に取り組み、姉妹都市であるドイツのカイザースラウテルン市での難民を支えるため、募金活動などを行っています。

また、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が難民の保護・支援の推進のため、世界各地の都市・地域との連携強化を目的として実施しているグローバルキャンペーン「難民を支える自治体ネットワーク(Cities#WithRefugees)」に参加しています。

さらに、東京2020大会パラリンピック難民選手団のホストタウンとして、スポーツや様々な事業を通じ、幅広い世代に難民問題について周知啓発を行ってまいりました。

こうした取組の一環として、この度の軍事侵攻により苦難に直面しているウクライナ難民の人々への緊急支援と、国際平和についてのメッセージを発信するための取組を行います。

 

ウクライナ緊急支援についてはこちら

文京区の取組と国連UNHCR協会について 

文京区はかねてより難民支援に取り組み、姉妹都市であるドイツのカイザースラウテルン市での難民支援を支えるため、募金活動(関連ページへリンクします。)などを積極的に行っています。
国連UNHCR協会は、日本におけるUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の公式支援窓口として2000年に設立し、UNHCR駐日事務所と連携しながら、UNHCRの活動を支えるための広報・募金活動を行っている認定NPO法人です。また、難民に焦点をあてた映画を通じて、日本社会で難民への理解と支援の輪を広げていくために、2006年より「難民映画祭」を毎年開催しています。
国連UNHCR協会のホームページはこちら(外部サイトへリンクします。) 

 

難民映画祭パートナーズ上映会「困難への挑戦-音楽とともに」

映画祭の開催について

国連UNHCR協会が実施する「難民映画祭」のパートナーズ上映会として、文京区が共催し、文京シビックホール小ホールにおいて開催するものです。

今年度は、音楽とともに、困難な状況を乗り越える難民の力強さをテーマにした音楽ドキュメンタリー3作品をお届けします。 

開催概要について 

上映スケジュール

上映日時・作品
日時 作品
令和6年1月12日(金曜日)14時から16時まで

開場:13時30分から

ビバ・マエストロ! 指揮者ドゥダメルの挑戦

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©The Gustavo Dudamel Foundation / Gerardo Nava

 

ドキュメンタリー/ 2022年/ 99分/スペイン語(日本語・英語字幕)/原題:¡Viva Maestro!/監督:Ted Braun

 

ベネズエラ出身の指揮者グスターボ・ドゥダメルは、ロサンゼルス・フィルハーモニックなどの名門交響楽団を率いて、"奇才 "の名をほしいままにしていた。本作は2017年、ベネズエラの政治的・経済的な争いにより、ドゥダメルが計画していた同国最高峰の青少年オーケストラ、シモン・ボリバル交響楽団のツアーが中止されるところから始まる。ドゥダメルはベネズエラを去り、オーケストラのツアーも中止となり、ボリバルの若いメンバーはベネズエラの街頭で何百万人ものデモ隊に加わることになる。しかし、ドゥダメルは音楽家たちが演奏できるよう闘い続け、国際的なコンサートを開催した。 

 
1月12日(金曜日)18時30分から20時25分まで

開場:18時から

 

グレート・グリーン・ウォール

 

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©GREAT GREEN WALL, LTD 

 

ドキュメンタリー/2019年/92分/英語、フランス語、他(日本語・英語字幕)/原題:The Great Green Wall/監督:Jared P. Scott/配給:ユナイテッドピープル 

 

アフリカのサヘル地域は、気候変動のために、干ばつ、資源不足、過激化、紛争や移住といった数々の問題に直面している。2007年、アフリカ大陸を8,000kmにわたって横断する人類史上最大規模の植林プロジェクト、グレート・グリーン・ウォール(緑の長城)計画が開始された。マリ出身のミュージシャン、インナ・モジャが音楽で人々をつなぎ、壮大なアフリカン・ドリームの実現のため、気候変動の最前線へと旅する音楽ドキュメンタリー。「紛争で危険にさらされるのは常に女性」だからと、特に女性支援に情熱を注ぎ、夢を抱けるアフリカのためにメッセージを発信していく。

 

1月13日(土曜日)11時から13時まで

開場:10時30分から

 

・予定していたトークイベントは、中止となりました。

ビバ・マエストロ! 指揮者ドゥダメルの挑戦

 bibamaesutoro

©The Gustavo Dudamel Foundation / Gerardo Nava

 

ドキュメンタリー/ 2022年/ 99分/スペイン語(日本語・英語字幕)/原題:¡Viva Maestro!/監督:Ted Braun

 

ベネズエラ出身の指揮者グスターボ・ドゥダメルは、ロサンゼルス・フィルハーモニックなどの名門交響楽団を率いて、"奇才 "の名をほしいままにしていた。本作は2017年、ベネズエラの政治的・経済的な争いにより、ドゥダメルが計画していた同国最高峰の青少年オーケストラ、シモン・ボリバル交響楽団のツアーが中止されるところから始まる。ドゥダメルはベネズエラを去り、オーケストラのツアーも中止となり、ボリバルの若いメンバーはベネズエラの街頭で何百万人ものデモ隊に加わることになる。しかし、ドゥダメルは音楽家たちが演奏できるよう闘い続け、国際的なコンサートを開催した。 

  

 

1月13日(土曜日)15時から17時40分まで

開場:14時30分から

 

・トークイベントを実施

私は歌う ~アフガン女性たちの闘い~

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ドキュメンタリー/ 2022年/ 90分/ダリ語(日本語・英語字幕)/原題:And Still I Sing/監督:Fazila Amiri

 

アフガニスタンの大ヒット番組「アフガン・スター」は、アイドル風の歌のコンテストで、13シーズン連続で、女性の優勝者が出たことはなかった。アフガニスタンのポップスターで活動家のアリアナ・サイードが、若手女性歌手ゼフラ・エルハムとサディカ・マダドガルを指導し、女性の権利と女性の社会貢献の価値について、国民的議論を後押しする。衣装の選択や歌の歌詞で殺害予告をされながらも、女性出場者たちは前進していく。しかし、アリアナが全国規模の大規模なポップコンサートを計画しているとき、突然タリバンが政権に復帰し、女性のための20年の進歩が逆転してしまう。

 

トークイベント(上映後)

国際協力機構(JICA)のアフガニスタン事務所次長である大井さんをお招きし、映画やアフガニスタンの現状等についてお話しいただきます。

 

ゲスト 大井 綾子 氏(独立行政法人国際協力機構ガバナンス・平和構築部平和構築室 室長)

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 大学卒業後、日本テレビ報道局勤務。退職後、イギリスInstitute of Development Studiesでガバナンスと開発修士号取得。UNDP東ティモール事務所で国内避難民の帰還支援、在アフガニスタン日本大使館で地方復興支援に従事。国際協力機構(JICA)入構後は、人間開発部、南スーダン事務所、アフリカ部等で勤務した後、2022年7月から2023年12月までアフガニスタン事務所次長を務め、2024年1月より現職。

 

  •  各回、本編上映の前に、短編「リスト:彼らが手にしていたもの」を上映します。
  •  座席は先着順・自由席。各回、完全入替制。 

 

司会

武村 貴世子 氏(国連難民サポーター、ラジオDJ、司会)
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これまで、FM802、Fm yokohama、FM-FUJIなどで番組を担当。ニュースからエンターテイメントまで、旬の情報収集に余念がなく、ライヴ、映画鑑賞は年間平均200本を超える。また、司会、ナレーション、ライターとしても活躍。国連UNHCR協会の国連難民サポーターとして広報・募金活動に携わり、LUNA SEA、X JAPANのSUGIZOと共にヨルダンの難民キャンプを訪問するなど、音楽や映画を通した難民支援を中心に精力的に活動している。   

 

会場

文京シビックホール 小ホール(文京シビックセンター2階)

申込方法  

事前申込みは締め切りました。

いずれの回も、当日参加を受け付けます。開演の15分前から受付を開始しますので、直接会場にお越しください。 

2024年1月10日(水曜日)までに、下記の申込フォームからお申し込みください(参加無料 / 先着順 / 定員280名)。

※ 申込期限を延長しました。 

※ 当日参加(事前申込なし)の可否は、開催日前日までにこのページでお知らせします。 

 

申込フォームはこちら(外部ページにリンク)

【個人情報の取り扱い】
上記申込フォームに入力された個人情報は、文京区で個人情報保護方針にそって適切に管理します。
共催団体である国連UNHCR協会には、イベント当日の受付対応の目的にのみ共有し、イベント終了後、国連UNHCR協会は個人情報を保持しません。

 

事業のちらしはこちら(PDFファイル; 2139KB)

 

【共催】特定非営利活動法人 国連UNHCR協会 

 

見て、聞いて、知る「世界の難民」事業(終了しました。)

世界人権宣言採択から75周年の節目を機に、6月20日の「世界難民の日」に合わせ、難民や難民支援等の普及・啓発を目的とした様々な事業を実施します。

期間

令和5年6月18日(日曜日)から令和5年6月25日(日曜日)まで 

 

事業内容 

関連講演会 

(1)UNHCRと難民支援活動

登壇者:伊藤礼樹(いとうあやき)UNHCR駐日代表 

 

 

(2)渋谷ザニー氏の国連難民サポーターとしての活動や「世界難民の日こいのぼりプロジェクト」について

登壇者:渋谷ザニー氏(国連UNHCR協会国連難民サポーター)

 

 

(3)対談

登壇者:渋谷ザニー氏、伊藤礼樹氏、武村貴世子氏(モデレーター )

 

 

日時: 6月18日(日曜日)14時から15時30分まで

会場: 文京区民センター3A会議室 

定員: 150人

対象:区民を中心に希望者どなたでも(事前申込制:先着順)

費用:無料 

申込方法 :申込みフォームからお申込ください

申込期限:6月11日(日曜日) 

 

※保育及び手話通訳の申込は終了しました。

 

 難民キャンプテントの展示

 UNHCRが難民支援の現場で利用している家族用テントを設営し、難民キャンプでの暮らし等を紹介します。

また、支援者を募る国連難民支援キャンペーンも実施します。 

期間:6月18日(日曜日)から6月20日(火曜日)まで

時間:10時から18時まで 

会場:文京シビックセンター地下2階区民ひろば

 

 

パネル展示 

 難民アスリートや世界の難民の写真展示、詩の朗読フィルム「リスト:彼らが手にしていたもの」を上映(約10分)します。

期間:6月20日(火曜日)から6月21日(水曜日) 

時間:10時から18時まで(21日は16時まで) 

会場:文京シビックセンター1階アートサロン(展示室2)

 

Ⓒ2022世界難民の日パートナーズ

 

 

世界難民の日こいのぼりの掲揚

「世界難民の日こいのぼりプロジェクト」として制作されたブルーのこいのぼりが、難民のこどもたちの幸せを願い泳ぎます。 

期間: 6月18日(日曜日)から6月25(日曜日)まで

時間:終日 

掲揚場所:文京シビックセンター入口(礫川公園側)付近

 

 

     ルネスホール(岡山市)

ブルーライトアップ 

 6月20日「世界難民の日」に日本各地が「UNHCRカラー」のブルーに!文京区も参加しています。

期間:6月18日(日曜日)から6月25日(日曜日) 

時間:18時から22時まで 

場所:文京シビックセンター屋上三角屋根 

 

 

 

事業ちらしはこちら(PDFファイル; 1511KB)

 

お問い合わせ先

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号

文京シビックセンター14階南側

総務課ダイバーシティ推進担当

電話番号:03-5803-1187

FAX:03-5803-1331

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文京区役所

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電話番号:03-3812-7111(代表)

開庁時間:月~金曜(祝日、年末年始を除く)、午前8時30分~午後5時00分

※一部窓口によって、開設時間が異なります。上記の代表電話から担当課へお問い合わせください。

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