認知症サポーターキッズ養成講座
文京区では、学校からの申し込みにより、小中学生向けの認知症サポーター養成講座を開催しています。
認知症という症状や、認知症の本人の状況を理解し、認知症の本人への対応について皆と話し合って考えることを目的とし、視覚教材(アニメ映像や絵本等)、グループワーク等を取り入れた内容でプログラムを構成しています。
認知症サポーターキッズ養成講座受講学校数/受講児童・生徒数
令和3年度は、窪町小(3年生)千駄木小(5年生)大塚小(4年生)を対象として開催しました。
(過去の開催校数)
平成27年度:中学校1校(2年生)/小学校2校(5年生)
平成28年度:小学校4校(4、5年生)
平成29年度:小学校5校(4、5、6年生)
平成30年度:小学校1校(5年生)
令和元年度 :小学校3校(3、4、5、6年生)
令和2年度 :小学校3校(3、4、5年生)
これまでに計1,732名の認知症サポーターキッズが養成されました。(令和4年3月末現在)
過去の講座の様子
学校公開日や、総合的な学習の時間において開催されることが多いです。
学校公開日に設定することで、保護者の方にも共に学んでいただくことが可能となります。
受講した児童の感想(一部抜粋)
- 認知症は特別と思っていたけど、誰でもなる可能性がある。
- 認知症は、本人が一番辛いということが分かりました。周りの人も大変かもしれないけれど、その人のためにサポートしてあげるのがいいんだと思いました。
- 認知症はあまり治らない病気だが、それでもぼくたちが少し手伝いをしてあげたら幸せになることができるので、ぼくたちが少しだけでも手伝いをしてあげることが大事だと分かった。
- 一人一人の助けで救っていけるのであれば、手伝いたいし、医学が発展し、認知症を治せるようにしてほしい。認知症サポーターキッズとして、地域の人を助けてあげたいです!
- おばあちゃんやおじいちゃんが認知症になってしまったら、この授業のことを思い出したいと思います。
公開授業で参観された保護者の方の感想(一部抜粋)
- 認知症は、とても身近な問題なのだな、と考えさせられました。
- 認知症の人の気持ちをまず考えるということ、他者理解をするということ、考えることが大事だということを、子どもも学べる機会があってよかったと思います。
- 認知症のみならず、高齢者や体の不自由な方への理解が深まり優しい気持ちを持ったまま大人になってほしいと思います。自分たち(子ども)には当たり前のようにできることができなくなってしまうことや、それで困っている人々が世の中にはいるのだということを知ることができて、とても有意義な取り組みだと思います。
お問い合わせ先
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター9階南側
高齢福祉課認知症施策担当
電話番号:03-5803-1821
FAX:03-5803-1350