『うちに帰ろう』模擬訓練
認知症の本人に対する地域での対応力の向上・見守り機能の強化を目的に、認知症の症状による行方不明者の発生から捜索、声かけ、保護までの流れを地域(町会単位程度)で体験するプログラムです。地域の方々と一緒に、自分にできることを考えてみませんか。
令和4年11月26日、文京福祉センター湯島に於いて、『うちに帰ろう』模擬訓練を行いました。訓練では認知症の症状による行方不明者を発見した時に、どのように声をかければよいか?どう対応すればよいか?を学び、行方不明者(役)とのやりとりを参加者全員が体験しました。
まずは、講師による「認知症の人への対応のポイント講座」
続いて、本富士警察署から「認知症の症状による行方不明に対するアドバイス講座」
いざ、声かけ体験!勇気を出して声掛けしてみます。
相手の目線でゆっくり話しかけ、まずは安心してもらいます。
やりとりの難しさを実感された方も多くいらっしゃいました。
皆さま、お疲れ様でした!
訓練に協力いただいた三組町会・三組弥生会・湯島新花町会・SYM三町会災害連合会・IVUSA東洋大学の皆様、ありがとうございました。
参加された方の感想(一部抜粋)
- 実際に声をかけるのは勇気がいるが、今日の経験を活かしたい。
- 声をかけて、相手から「大丈夫です」と言われても「あれ?」と違和感に気づき、臆せず声をかけてきたい。
- 自分事としてこの問題を考えていきたい。
- 困っていることがあるのはお互い様なので、相手の立場になって考えたり助け合うことが必要。
講師よりアドバイス(一部抜粋)
声のかけ方より、相手が安心できる環境を作ることが大切です。自分1人で解決しようとせず、他人にも協力を求めましょう。
「私は〇〇です」と自己紹介をしてから話しかけると、相手も安心しやすいですよ。
協力町会を募集しています!
「うちに帰ろう」模擬訓練は、平成27年度から始まり、今年で7回目の開催になりました。
これまでに18町会の皆様にご協力をいただきました。
訓練に興味をお持ちの町会様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター9階南側
高齢福祉課認知症施策担当
電話番号:03-5803-1821
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