蓋平館別荘跡
更新日 2015年02月27日
歌人・詩人・評論家として知られる石川啄木(1886~1912)は、北海道での放浪を切りあげ創作活動に専念するため同郷の先輩金田一京助を頼って上京し赤心館(本郷5‐5‐16)に暮らすことになった。
しかし下宿代が滞ったため、明治41年にわずか4か月で新築間もないここに移った。
この地では、『鳥影』を執筆するとともに、文芸雑誌『スバル』の発行名義人となった。
北原白秋や木下杢太郎、吉井勇などが出入りしていたという。
その後、朝日新聞社に定職を得て、家族とともに本郷の喜之床の2階に移り住んだ。
当時の建物は昭和29年に焼失した。
【所在地】文京区本郷6-10-12[地図]
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