道路上にある主な交通安全施設

更新日 2024年04月01日

道路上にある交通安全施設や交通管理施設は、交通の安全と円滑、交通公害の防止等を目的として道路管理者又は交通管理者が整備しています。

道路管理者(国道は国、都道は東京都、区道は文京区)が整備する施設としては防護柵や反射鏡(カーブミラー)などがあり、交通管理者が整備するものとしては信号機や横断歩道などがあります。

文京区が道路管理者として安全で安心な道路の交通環境を目指し、区道の整備するとともに維持管理している主な施設等を下記にご紹介いたします。

また、ちょっとした情報も記載されていますので、各施設の重要性や目的と併せて確認していただき、交通事故のない社会を目指しましょう。

防護柵(ガードパイプ)

走行中に進行方向を誤った車両等が路外や歩道などへの逸脱により、第三者へ人的被害を与えるおそれのある区間などに設置しています。

また、運転者の視線誘導、歩行者等の転落やみだりに横断するおそれのある区間などにも設置しています。

区道に設置しているガードパイプは基本的に2種類あります。白と緑で塗装した逆U型のもの(写真左)と文京区の「文」をモチーフにしたもの(写真右)です。

「文」型は基本的にダークブラウン塗装ですが、わずかながら白塗装タイプと緑塗装タイプもあります。

また、区内数か所にハート型タイプも設置していますので、安全に留意して見つけてみてください。

写真:白と緑で塗装した逆U型ガードパイプ      写真:文京区の文をモチーフにしたガードパイプ

反射鏡(カーブミラー)

区道上に設置している反射鏡は、道路屈曲部や見通しの悪い交差点等に、他の車両等を確認するため、また、車両の運転者が交通法規を順守してもなお、他の車両に対して、未然に危険を確認することが不可能又は困難な場合の補助施設として設置しています。

反射鏡の特性として、凸面鏡であるため対象が小さく映り、距離感や速度を誤認する可能性があるとともに、反射鏡に映る姿は左右逆に映るため、対象位置を誤認しないよう注意する必要があります。 

なお、区道上に設置している反射鏡は1,200基以上あり、その全てを年に1回水洗いによる清掃等を行っています。 

写真:カーブミラーその1      写真:カーブミラーその2     

道路照明(街路灯・保安灯)

道路照明は、夜間における道路状況や交通状況を把握し、歩行者や運転者の良好な環境をつくり、安全を確保するために設置しています。

文京区では区道上に設置するものを「街路灯」、私道上に設置するものを「保安灯」と呼んでいます。

また、区道上にある街路灯は約6,500基あり、その全てを省エネタイプ(LED等)に切り替えています。

なお、平成26年度と比較(街路灯数は微増)すると、電気使用量は50%以上削減しています。

※街路灯及び保安灯の故障(ランプ切れ等)を発見された場合、管理番号を道路課維持係までご連絡ください。

写真:街路灯管理番号シート   写真:街路灯管理番号シートその2   写真:街路灯

 

路面標示

道路管理者が設置する路面標示は、区画線や減速標示などがあり、警戒、案内などの情報を適切に与えるものです。これらは重要な交通制御施設のひとつとして交通の流れを整え、運転者の注意力を必要な場所に集中させるための情報を与えるなど、交通の安全と円滑にとって有効な手段です。

規制標示(「最高速度」「駐車禁止」など)及び指示標示(「横断歩道」「停止線」など)は法令等に基づき、公安委員会が設置しています。

写真:路面標示その1      写真:路面標示その2

ハンプ

車両速度抑制対策として、ハンプ(路面の凸部)等の物理的デバイスを設置することにより、交通安全対策を図っています。

文京区では平成21年度に社会実験として速度抑制効果や沿道への影響を調査するためハンプを設置しましたが、ハンプを通過する際の車両の振動や騒音などが課題となっています。

その後、道路整備等に併せ設置した箇所もあり、現在、区内4か所に設置してあります。

写真:ハンプ

狭さく(イメージ狭さく)

車両を減速させ、歩行者又は車両の安全な通行を確保するため、路面に狭さく部等を設ける場合があります。

狭さくは車両が通行する幅員を物的に狭くすることで、交通量や速度の抑制を目的に設置しています。

また、整備が困難な場合等はイメージ狭さくを設置することで運転者に注意喚起を行っています。

写真:狭さくその1      写真:狭さくその2

カラー舗装

運転者に交差点を強く認識させるため、見通しの悪い交差点部には、カラー舗装とクロスマークを組み合わせて設置することで明確化し、視認性の向上を図っています。

また、通学路等では歩行者の安全を確保するため、歩行部にもカラー舗装を施す場合があり、交通区分の明確化を図っています。優れた滑り止め効果や景観性向上も特徴です。

写真:カラー舗装その1      写真:カラー舗装その2

視覚障害者誘導施設(点字ブロック)

視覚障害者の移動等円滑化を図るため、安全かつ円滑に歩行できるよう誘導し、視覚障害者が段差等の存在を認識、又は障害物を回避できるようにするため設置しています。

文京区ではこれまでバリアフリー基本構想に基づき、連続的な施設の設置に努めてきました。

また、設置する際は、当事者の方々からご意見を聴き、可能な限り意見を反映するように努めています。 

写真:点字ブロック   写真:点字ブロック点状   写真:点字ブロック線状

警戒標識・案内標識

道路標識は、原則として、道路管理者が設置する警戒標識(写真左)や案内標識(写真右)と、公安委員会が設置する規制標識や指示標識があります。

区が設置している標識は交通の安全と円滑を図るため設置しています。設置に当たって、幅員減少や進行方向を示すものなど、その道路の状況に応じた標識の設置に努めています。

写真:警戒標識      写真:案内標識

啓発看板等

道路は車両、自転車、歩行者など利用者は様々ですが、その地域に有する公共施設や地理的条件等の違いによって、利用状況は異なります。

そこで、その地域の方々からのご意見等を踏まえ、道路状況に応じた啓発看板等を設置し、注意喚起を行っています。

写真:看板左右確認   写真:看板自転車スピード落とせ   写真:看板最徐行   写真:この先道幅せまし

交通管理者が整備する交通安全施設

これまでにご紹介した施設等は文京区が道路管理者として整備し、維持管理している交通安全施設等の一部です。

ほかに交通管理者が設置するものとして、「信号機」  や「エスコートゾーン」などがあります。

写真:警察標識      写真:エスコートゾーン

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文京シビックセンター19階南側

道路課計画係

電話番号:03-5803-1247

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