ホーム > 区政情報 > 広報・広聴 > 報道発表資料 > 令和7年の報道発表資料 > 報道発表資料(令和7年12月) > 文京区立森鷗外記念館コレクション展「鷗外と子どもたち―於菟(おと)、茉莉(まり)、杏奴(あんぬ)、類(るい)が語るパッパ」【事前PR】
更新日:2025年12月12日
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令和8年1月18日(日曜日)~3月31日(火曜日)
文京区立森鷗外記念館(文京区千駄木1-23-4 電話03-3824-5511)
三男二女に恵まれた森鷗外は子煩悩でした。次男・不律(ふりつ)(1907~1908)は幼いうちに世を去りますが、長男・於菟(1890~1967)、長女・茉莉(1903~1987)、次女・杏奴(1909~1998)、三男・類(1911~1991)は、鷗外の深い愛情に包まれて成長しました。1922(大正11)年に鷗外が60歳で死去した後、4人は父・鷗外への思いを胸に、自らの人生を歩んでいきます。
昭和に入ると、鷗外に関する随筆の執筆依頼が舞い込むようになり、4人はそれぞれの言葉で、文学者でも陸軍軍医でもない、愛する「パッパ」(家族が呼んだ愛称)を語り始めます。また、環境の変化やアジア太平洋戦争を乗り越え、鷗外遺品(愛用品、日記、原稿、書簡など)の継承に努めます。1962(昭和37)年に於菟自らが、2006(平成18)年には杏奴のご遺族が文京区に寄贈した遺品の数々は、当館所蔵資料の核となりました。
本展では、子どもたちの随筆に見える父親としての鷗外を紹介します。そして、於菟と杏奴から受け継いだ館蔵の鷗外遺品を、子どもたちの回想と共に展覧します。於菟、茉莉、杏奴、類が語り伝えてきた「パッパ」への思いをご覧ください。
(注)割引等詳細は当館ホームページ(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)で確認ください。
(注)1月19日(月曜日)は鷗外誕生日を記念して観覧料無料。
太田治子氏(作家)、2月22日(日曜日)14時~15時30分、要事前予約

「婦人之友」28巻3号1934年3月より
右から於菟44歳、茉莉31歳(後列)、杏奴25歳、類23歳。

茉莉自筆原稿『ドッキリチャンネル』1982年発表
雑誌「週刊新潮」に連載していたテレビ評。鷗外が学問や文学のことを考える時の目は「鋭くて射るよう」と回想する。
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