~受験を考えている方へ~ 子ども家庭支援センター職員インタビュー

更新日 2024年03月19日

令和2年度入区職員インタビュー 

 職員インタビュー(1)(前職:母子生活支援施設、児童養護施設) 

■受験したきっかけ・志望理由

私は、これまで児童福祉施設で勤務をしていました。その中で、児童相談所を始め多くの関係機関と連携を図り、ネットワークを構築した上で支援をする必要性を日々感じていました。施設支援での経験を別の形で活かすことができれば自身の成長にも繋がると感じ、今回、特別区人事委員会の経験者採用試験・選考を受験させていただきました。

前職について

私は母子生活支援施設と児童養護施設で勤務をしていました。いずれも児童に関わる仕事であり、多くの学びを得ました。初めの印象として「閉鎖的」と答える方が多いと感じていますが、どちらも地域に根差した取組を実施し、周囲との関わりを大切にしている施設だと認識しています。

文京区での職務内容

現在、子ども家庭支援センターで相談業務を担当しています。あらゆる相談に対してチーム全体で丁寧に支援方針を考えることで、職員が安心して業務に遂行できていると日々感じています。相談された方の話を傾聴し受容することで、「信頼して相談できる関係性」に繋げることを意識して職務に取り組んでいます。

文京区開設予定の児童相談所に期待すること

文京区は令和7年度の児相開設に向けて準備を進めており、児童相談所に派遣されている職員も複数います。職員の様々な施設や児童相談所での知識と経験を集約することが、児童相談所開設に向けての強みになると思います。児童相談所と子ども家庭支援センターの各機能の連携強化、切れ目のないパイプを築き、重層的な支援が遂行されることを期待しています。

受験を考えている方へのメッセージ

特別区人事委員会の経験者採用試験・選考での受験をした際に感じたことは、特別区は多くの人材を求めているということです。皆さんのこれまでの経験を別の環境で活かせるチャンスだと思っています。また、学びも多々あるので更なる成長に繋がるのは間違いありません。新しい環境で再スタートを切りたい人はぜひ挑戦してみてください。

 

職員インタビュー(2)(前職:児童相談所等) 

■志望動機

定年退職を控えて、それから先の生活設計を考えたとき、少しでも役に立てるところで仕事ができればと思いました。そんな折、文京区が児童相談所の開設に向けて任期付職員を募集していることを知りました。

これまで、複数の市等を管轄する児童相談所であったり、児童定数が50名を超える一時保護所であったりと、大きな児童相談所で仕事をしてきました。かねてから児童相談所の管轄区域が小さいほうが様々な問題に対応がしやすいのではないかと考えていましたので、文京区の児童相談所開設の仕事にチャレンジしてみようと思いました。 

■一時保護所

近年、一時保護所の在り方について、関心が高まっています。私自身、定年退職時、一時保護所で仕事をしていました。その中で、子どもたちの人権を守るということ=大切なことは、(1)子どもたちの話を聞くこと=子どもに真剣に向き合うこと。(2)「眠る、食べる、動く(体も頭も心も)、出す(排せつ)。」という当たり前の生活の保障。この2つではないかと思ってきました。そして、(3)として、時には悩みながらも、生き生きと生きている大人が子どもたちのそばにいる環境の保障だと思っています。

■ご一緒に

小さな一時保護所で、子どもたちと真剣に向き合える、アットホームな一時保護所づくりを一緒にしてみませんか。

また、そんな一時保護所をバックに持った児童相談所で、子どもたちの声に耳を傾ける児童福祉司、児童心理司として、ともに汗を流してみませんか。そして、親子とともに、皆さんもさらなる成長をしてみませんか。お待ちしています。

 

職員インタビュー(3)(前職:児童相談所等) 

■受験したきっかけ・志望理由

児童福祉法改正により特別区にも児童相談所が設置できるようになり、私は文京区で児童相談所を立ち上げる仕事を是非してみたいと思っていました。そのような中、特別区人事委員会のホームページで児童相談所での経験者を募集していることを知り、受験することにしました。

■前職について

障害児施設、児童自立支援施設などを経て他の自治体の児童相談所で児童福祉司をしていました。地区担当の児童福祉司として相談を担当するとともに、嘱託の弁護士さんや家庭裁判所とのやり取りなどの法的対応を担当していました。

■文京区での職務内容

子ども家庭支援センターで主に虐待対応の担当をしています。電話などで住民の皆様から寄せられた、お子さんの養育に心配なご家庭について1軒1軒訪問をして支援にあたったり、児童相談所設置に向けた虐待対応体制の拡充・強化に向けた検討をしたりしています。

■文京区の児童相談所に期待すること

住民に最も身近な基礎的自治体である文京区が児童相談所を持つ意味は、相談に迅速に対応できること、柔軟に関係機関との連携ができること、地域の社会資源を活用・開発できることにあると思います。これまで文京区が運営してきた子ども家庭支援センターのメリットを活かしつつ、子どもの安全・安心がしっかりとサポートできるような児童相談所にしていければと考えています。

■受験を考えている方へのメッセージ

子ども家庭支援センターには幅広い世代の様々なバックボーンを持ったスタッフがたくさん働いています。自身の経験やスキルに少々自信がない方であっても熱意のある方であれば十分に活躍できると思っています。特別区人事委員会の経験者採用選考試験・選考も現職の方であっても受験しやすい試験内容となっていますので、是非チャレンジしてください。

 

職員インタビュー(4)(前職:児童相談所等) 

■志望動機

これまでの福祉行政の経験の中で、地域に根差した仕事がしたいと思い、任期付職員として入区しました。

■前職について

産業保健分野でうつ病などで休職されている方のグループ指導の講師、他自治体の配偶者暴力相談支援センターでのDV相談員、NPO等での養親支援のほか、他自治体の児童相談所に勤務していました。

■現在の職務内容について

子ども家庭支援センターで、子育てに悩むご家庭の相談になるべく早期に対応できる体制を目指し、関係機関と連携し推進する業務に従事しています。

■文京区に開設予定の児童相談所に期待すること

文京区の児童相談所では、基礎的自治体ならではの、家庭に寄り添ったきめ細かい支援の体制が構築できることを期待しています。

■メッセージ

文京区は都心にありながら、路地の坂道、お寺や小さな緑地など心が和む素敵な場所がいくつもあって、そのような地域で人々の生活を実感しながら仕事ができるのも大きな魅力です。微力ながら地域のために役に立てればと思っています。

 

職員インタビュー(5)(前職:児童相談所等)  

■志望動機

児童相談所での児童福祉司と福祉現場での相談援助業務の経験を活かし、地域での子育て支援に関わる現場として、子ども家庭支援センターで仕事をしたいとずっと思っていたため。また、文京区の児童相談所設置準備がとても丁寧にされている点にも共感しました。そこで、区で開設予定の児童相談所準備にも寄与できれば、と任期付職員として入区しました。

■前職について

社会福祉協議会、生活福祉課福祉事務所での仕事を経て、他自治体の児童相談所に児童福祉司として就任。児童相談所での児童福祉司職務は、児童虐待の対応、養育困難の相談援助、非行児童の処遇、児童施設との連携、入所児童と保護者の再統合など多岐にわたる業務に従事しました。

■現在の職務内容について

文京区では、子ども家庭支援センターの相談員として地域の子育て支援相談にあたっています。子育ての「おせっかい」の出前をするのが仕事、と言えます。区の子ども家庭支援センターの立場の方が、親子の生活圏に近く、子どもの日常の様子もよく見え、子育ての大変さ、親子の成長の嬉しさを共有できる最前線の現場だと言えます。いろいろな情報が一義的に入るので、迅速な対応を求められ、緊迫感も大きいと感じます。大きなことも、小さなことも、子どもたち、子育て中のみなさんと一緒に考えながら、気持ちに寄り添いながら、必要な時には緩急をつけて動ける職員でありたいと思っています。

■文京区の児童相談所に期待すること

文京区の児童相談所は、地域の特性を活かし、広い意味で、区民の子育てのお役に立つこと、子どもの健全育成の支援をすること、この一言に尽きると思います。子ども家庭支援センターの機能も適切に活かした組織であるよう期待します。

■メッセージ

新たに入区すると、具体的な職務の技術は入職してからしっかり研修を受け、先輩の指導を受けることで身についていきます。人と繋がることがベースですので、生活感覚を持ちつつ、専門性を活かし、お互いを活かしあえる職場だと思います。ぜひ、みなさんのお力を発揮してください。

 

令和3年度入区職員インタビュー

 職員インタビュー(1)(前職:児童相談所等)

■受験したきっかけ・志望理由

他自治体を退職した後、定年後も継続して仕事を続けるのが当然という社会的風潮もあり、自分としても特に疑問もなく、まだまだ働かないといけないと思っていたところでした。具体的には、何らかの形で児童相談所の仕事に関わりたいと思っていたこともあり、文京区の一般任期付職員採用選考を受験しました。

■前職について

自治体で福祉職として施設の現場や、相談の現場で勤務してきました。児童相談所の児童福祉司としても長く働いてきました。保護者との関係などで大変なことも多かったのですが、ありがとうと感謝の気持ちを表してくれる方もいて、やり甲斐を持って取り組むことができました。

■文京区での職務経験

児童相談所準備担当に配属となり、令和7年度の児童相談所開設に向けての準備をする仕事に就きました。事務的な業務も多い中、私が経験してきた児童相談所での実践を少しでも具体的に周りの方々へお伝えすることができれば良いなと思っています。

■文京区児相に期待すること

地域に一番近い行政主体が児童相談所を運営するメリットは大きいと思います。地域との関係性を基本に、地域の状況を一番把握している行政主体が、その情報をもとに子ども、保護者へ行政としての支援策を提案していくことができると思い、その点に期待しています。

■受験を考えている方へのメッセージ

児童相談所での職務経験のある方の応募は大歓迎です。それぞれの経験を活かして、文京区児相を一緒につくりあげていきましょう! 

 

職員インタビュー(2)(前職:児童相談所等)  

■受験したきっかけ・志望理由

これまで、児童福祉施設、児童相談所などで勤務してきました。定年を迎え、文京区で児童相談所の開設準備のための任期付職員を募集していることを知りました。児童相談所での児童福祉司としての勤務経験、また、一時保護所の立ち上げに参加した経験がありましたので、何か役に立てることがあるのではないかと思い、文京区の一般任期付職員採用選考を受験しました。

■前職について

入区する直前の1年間は、児童養護施設に入所している児童の中で、被虐待による愛着の課題により施設不調となった児童を最大2年間受け入れ、ケアをする業務についていました。それ以前は児童相談所、児童自立支援施設、児童養護施設、障がい者施設等で働いていました。

■文京区児童相談所に期待すること

広域を担当する児童相談所で働いていた際には、家庭訪問の往復だけでも半日かかってしまうこともありました。文京区児童相談所では、地域的に迅速な対応が可能であること、また、近隣の関係機関との連携により、児童に対してきめ細やかなソーシャルワークができると期待しています。

一時保護所も小規模であるため、児童一人ひとりの声に耳を傾け、安定した生活が送れるようにすることで、次のステップに向けてより良いつなぎ方ができると思っています。

■受験を考えている方へのメッセージ

文京区では児童相談所の開設を含め、児童の健全な育成を担ってもらうために多くの人材を求めています。

児童福祉に関心のある方、経験のある方、文京区で児童のために一緒に働きませんか?

 

職員インタビュー(3)(前職:児童相談所等) 

■志望理由

大学卒業後、福祉職として仕事をしてきましたが、ここ20年間は児童相談所に関わってきました。文京区が児童相談所を設置することになり、今までの経験をふまえ、児童相談所の設置に貢献できればと思い文京区の一般任期付職員採用選考を受験しました。

■前職について

児童相談所で児童福祉司として仕事をしていました。私が児童福祉司として働き始めた頃に比べると現在は虐待通告数も格段に多く、児童相談所は職員を増員しても追いつかない状況でした。退庁時間が終わってから家庭訪問することが常態化していましたが、皆が協力して対応していました。児童相談所での仕事は大変な事もありますが、何よりも子どもや保護者が児相の関わりによって変わっていく姿を見ることが出来るのが、他では得られないやりがいにつながっていたと思います。

■文京区での職務内容

文京区で設置する児童相談所の運営方法の検討や、設置後の児童相談所とかかわる機関との調整に関する仕事をしています。

■文京区児相に期待すること

少子化が議論にあがる昨今ですが、児童相談所で扱う相談件数は右肩上がりです。文京区のような基礎自治体が児童相談所を設置することにより、これまで以上に丁寧で切れ目のない対応を行い、子育てに悩む家庭や虐待に苦しむ児童が少しでも減っていくことを期待しています。

■受験を考えている方へのメッセージ

社会の最小単位である家庭を考えることが児童福祉の原点です。家庭の福祉や児童福祉に関心があり、新しく設置される児童相談所で自分の力を発揮してみたいと考えている方はぜひ受験を検討してみてください。

 

職員インタビュー(4)(前職:児童相談所等)

■受験したきっかけ・志望理由

これまで、子どもからお年寄りまで幅広い年齢の方からさまざまなお悩みを伺ってきました。その中で、困っている方が少しでも早く支援につながることの重要性を強く感じています。児童福祉をはじめとした対人援助の相談は大変なことも多いですが、親・子・周囲の人たちが変化する瞬間に立ち会えるところは大きな魅力です。特別区の児童相談所開設に携わりながら、少しでも区民の皆さんが生活しやすくなるためのお手伝いができたらという想いから、特別区人事委員会の経験者職員採用試験・選考を受験しました。

■前職について

医療・保健・福祉・教育の分野で心理職として働いてきました。医療・保健分野では、医学的な見立てや多職種連携について学びました。福祉分野では、福祉サービスの支給決定事務や、来所・訪問・電話による相談をお受けしてきました。教育分野では、スクールカウンセラーとして学校を1つのコミュニティに見立てて働きかける経験をしました。すべての経験や人との出会いが、これまでもこれからも支えになっていくと思っています。

■文京区での職務内容

子ども家庭支援センターに所属し、児童相談所開設の準備をしています。これまでは現場で直接区民の方々と接することが多かったのですが、現在は開設のための会議や事務に取り組んでいます。開設の事務を経験する中で、現場で円滑に実務ができていたのは、これだけたくさんの手続きや準備があったからだということを知る機会となり、関わっていた人たちへの感謝の気持ちが湧いています。微力ながら、文京区の児童相談体制が充実していくための準備に参加できることにやりがいを感じ、楽しみながら勤めています。

■開設予定の(仮称)文京区児童相談所に期待すること

年々増え続ける虐待への対応は、待ったなしです。文京区児童相談所ができることで、緊急対応から予防まで一貫した支援を展開できることが最大の利点だと思います。「文の京」が象徴するように、地域社会の課題解決に向けて、区民や関係機関がお互い尊重し合いながら、さらに一方踏み込んだ協働ができるようになっていけるのではないかと思っています。

■受験を考えている方へのメッセージ

就職・転職は、人生の大きな分岐点になります。新しいことへチャレンジしたり、変化が生まれるときにはたくさんのエネルギーを必要としますが、新しい児童相談の体制を作る貴重な機会を一緒に取り組める仲間に会えることは、とても励みになります。お互いに切磋琢磨しながら、アセスメントのための各種検査、虐待・トラウマケア、発達促進的支援、家族支援プログラム等の各種面接、そして文京区の心理職ならではの心理教育やコンサルテーションのあり方について考えていけたらうれしいです。ぜひ、文京区の心理職として一緒にお仕事しませんか!

 

職員インタビュー(5)(前職:児童相談所等) 

■受験したきっかけ

大学卒業後、障害児入所施設に就職して、子どもと過ごすなかで、入所に至った子どもの未来は、施設だけでなく、(私にとって、その時は、やや遠い存在であった)児童相談所という行政機関もまた大きな使命を担っていることが、実感として、わかるようになりました。児童福祉について様々な視点から理解を深めたいと思い、児童相談所に転職しました。

そんな中、文京区が児童相談所を開設する予定があることを知り、基礎的自治体である強みを活かし、地域の関係機関と身近に手をとりあうことで、子どもとその家族を支える街づくりへの大きな可能性があると思い、特別区人事委員会の経験者採用試験・選考を受験させていただきました。

■前職について

障害児入所施設で、子どもの生活支援と療育に従事しました。近くに海や山々などあり、自然豊かなところで、子どもとよく出かけていました。のちにソーシャルワーカーを兼務し、退所後(18歳以降)の生活や家庭支援にも携わり、家族との関わり、児童相談所、市区町村と連携することが多くなりました。その後、児童相談所などで、地区の担当や虐待対策担当の児童福祉司等として相談援助業務に従事し、現在に至ります。

■文京区での職務内容

主に児童相談所の開設に向けて準備をする児童相談所準備担当に配属になりました。文京区に住む子どもとその家族が安心して暮らせるよう、区における児童相談所の役割と相談支援体制のあり方について、検討しています。

■開設予定の児童相談所に期待すること

文京区の皆さんに「児童相談所ができて、よかったね。」と思ってもらえる運営ができるといいな、と思います。児童相談所は、期待より、不安や心配を持って来所する方、望んでいないのに、来所せざるを得なくなった方も少なくないと思います。様々な事情を抱えながら、つながった人の気持ちを受け止め、想いに寄り添い、当事者の悩みや困難、そして希望を共に考えていける場所となれば、と思います。

■受験を考えている方へのメッセージ

「児童相談所って、忙しそう。大変そう。大丈夫かな。」と思う方もいると思いますが、子どもやその家族、関係者との関わりの中で、心打たれる出来事や学ぶこともたくさんあり、子どもとともに自身も成長できる仕事だと思います。悩みは尽きないし、不安や心配も背中合わせ。でも、それも担当した児童・家庭に真剣に向き合っているからこそだと思います。当事者の自己実現を考える対人援助は、必ずしも正解のない仕事と思います。悩んだり壁にぶつかっても、文京区には、様々な分野での経験豊富な先輩方、日々、試行錯誤しながら、福祉の業務に携わっている同志がいます。児童の相談援助業務に関心がある方、お待ちしています。

 

 職員インタビュー(6)(前職:児童相談所等)

■受験したきっかけ・志望理由

私はこれまで児童福祉施設で勤務をしてきました。特別区に児童相談所が設置されることを知り、施設での経験を活かす事が出来ればと思い、子どもたちが過ごす大事な場所を一緒に作りたいと考え、特別区人事委員会の経験者採用試験・選考を受験させていただきました。

■前職について

乳児院、児童養護施設、他自治体の一時保護所などで勤務してきました。全て子どもたちと関わる仕事です。子どもたちと一緒に物作りをしたり、お出かけをしたり、買い物に行ったり、進路や友人との関係を一緒に悩んだりする中で、自分自身も子どもと一緒に成長させていただく事ができました。                                                                      

■文京区での職務内容

子ども家庭支援センターで相談業務を担当しています。親・子との面談や電話連絡、家庭訪問を重ね、一つ一つのケースをしっかり見立てます。どのような支援が必要なのか、一人で判断せず必ず上司や先輩と相談し、チームで検討して支援します。すぐに結果が見えるものではないため、他機関との連携も密に行い、時間をかけて丁寧に対応する事を心掛けて仕事に取り組んでいます。

■開設予定の(仮称)文京区児童相談所に期待すること

子どもたちの個々の時間をしっかり確保し、一人ひとりと向き合う事を大事にする児童相談所が出来る事を願っています。子どもだけではなく、関わる大人が心も体も健康でないと大切な時間は作れません。大人が笑い、楽しく話せる環境も必要です。文京区だからこそ出来る支援を、みんなで作り上げていきたいと思います。

■受験を考えている方へのメッセージ

23区それぞれに特色があり、文京区も特色があります。自分が志望した区でどのような事をしたいのか、どのような事に興味を持ったのか、をイメージしてみてください。自らの経験が活かせる仕事もあれば、初めてする仕事もあります。今までのたくさんの経験は様々な場面で活かす事ができると思いますので、少しでも興味があればチャレンジしてほしいです。

 

令和4年度入区職員インタビュー

職員インタビュー(1)(前職:学校、他区子ども家庭支援センター等)

■受験したきっかけ・志望理由

様々な悩みを抱えた方々へ、より適切なサービスを提供することができるように、先駆的な取組みをしている文京区に魅力を感じました。そして、文京区の児童福祉に貢献したいと思い、特別区人事委員会の経験者採用試験・選考を受験しました。

■前職について

大学、小中高校、他区の子ども家庭支援センターなどで勤務してきました。児童福祉の専門職として、子どもと家族のそれぞれの思いを知り、誠実に受け止め、子どもとその家族を含めた幸せの実現を目指して取り組んできました。子どもからの「また来てね」や、保護者からの「話して良かった」のお言葉が心の支えであり、私を成長させてくれました。

■文京区での職務内容

子ども家庭支援センターで相談業務を担当しています。具体的には、18歳までの子どもとその家族を対象とした相談対応、ケース進行管理、サービス調整などです。

子どもの接し方や心のケアなど様々な相談がありますが、その際は相談者の立場を思いやり、その気持ちに寄り添い、相談者からの話に耳を傾けることを常に心がけています。

児童虐待の対応では、厳しい場面に立ち会うこともありますが、上司や先輩と相談しながら、子どもの安全を守ることを最優先事項として、チーム一団となって支援しています。

■開設予定の(仮称)文京区児童相談所に期待すること

さまざまな専門性と区民の要望に迅速に対応できる柔軟性、そして文京区の特色が活きる包括的な支援の実現を期待しています。

■受験を考えている方へのメッセージ

辛さや苦しさを抱えながらも自ら助けを求めない子どもや地域の方々にも支援を届けることができる仕事であるため、大きなやりがいがあります。だからこそ、楽しみながら仕事ができ、かつ、自分自身も成長できると感じます。

文京区のより良い未来につながる仕事であり、児童福祉に関心や経験のある方は、ぜひ受験を検討してみてください!

 

職員インタビュー(2)(前職:児童養護施設等)

■受験したきっかけ

私は以前、児童養護施設で働いていました。そんな中、子どもに関わる政策も変化があり、特別区でも児童相談所を設置することを知りました。施設で仕事をしていると児童相談所の方と話す機会もあり、その仕事の大変さは承知していました。当然新たに児童相談所を作るとなれば、また違った大変さがあると思います。私のこれまでの経験がそこで活かせればと思い特別区人事委員会の経験者採用試験・選考を受験しました。

■前職について

児童養護施設では近年、虐待を受け、入所する子どもが6~7割以上と言われています。入所している子どもたちとの関わりは大変なことも多いですが、楽しいこともたくさん取り入れて仕事をしていました。今も目を閉じると子どもと行った楽しい記憶が…。そうした経験が今も子ども達の生活にプラスになっていて欲しいなと考えています。

■文京区での職務内容

子ども家庭支援センターで相談業務をしています。児童養護施設で働いているときには児童相談所との関わりはたくさんありましたが、子ども家庭支援センターとの関わりは少なく、どういった役割を担っているか、どういった仕事をしているかなど、わからないことが多かったです。仕事を覚えていく過程で、地域で子どもや家庭をサポートするなどの様々な役割を担っていることを理解していきました。まだまだ覚えることは多々ありますが、その役割を担えるよう更に知識や経験を増やしていきたいです。

■開設予定の(仮称)文京区児童相談所に期待すること

これまでは東京都が担っていた児童相談所の業務を文京区が担うことになり、より近い目線で子どもを見ることが出来るようになると考えています。文京区であればできるという取り組みを一つでも増やすことが、子どもたちのためになると思います。他の自治体の良い取り組みを参考にし、本区の特徴を活かした児童相談所ができることを期待します。

■受験を考えている方へメッセージ

現在、児童相談所を新たに設置する特別区が増えてきています。その開設準備の段階から最前線で関われるということは貴重な経験であり、これまでの自分自身の経験にないやりがいにつながると思っています。

 

職員インタビュー(3)(前職:児童相談所等)

■受験したきっかけ

他の自治体で児童相談所の心理職として勤務していました。非常にやりがいがあり、楽しみながら職務を続けてきましたが、子どもの支援のためにはより地域に根差した予防的な関わりが大切なのではと考えるようになりました。そのため、住民との距離感がより近い特別区での児童相談所設置に興味を持ち、経験者職員採用試験・選考を受験しました。

■前職について

児童相談所で一時保護された子どもの心理アセスメントやケア、施設入所児童が家庭復帰するまでの心理支援などを中心に業務を行ってきました。子どもたちが傷つきを抱えながらも、しなやかにそこから成長していく様子に立ち会えることが大きなやりがいでした。一方で大きな傷つきになる前に防げなかったのかという思いも強く持っていました。

■文京区での職務内容

子ども家庭支援センターに所属し、心理支援業務を行っています。担当ケースワーカーと協力しながら、それぞれの家庭に必要な支援をチームで検討し提供しています。本区に入区し、一時保護や親子分離に至らないまでも、課題や困難を抱える家庭が多いことを再認識しました。

■開設予定の(仮称)文京区児童相談所に期待すること

子どもの安心・安全・自由といった権利を守る児童相談所ができてほしいと願っています。また、地域の関係機関と対等な立場で協力し、子どもをそれぞれの家庭だけではなく社会で育てていくという認識を広めていける組織であってほしいと思っています。

■受験を考えている方へのメッセージ

一人職場の多い心理職ですが、区役所の心理職は仲間がたくさんいます。互いにサポートし、ともに学びながら日々の支援に余裕をもって臨むことができるのは、職員にとってもクライエントにとっても大きなメリットです。児童臨床の最前線ともいうべき職場で難しいケースも多いですが、やりがいも大きく充実しています。一緒に支え合いながらお仕事できることを楽しみにしています。

 

職員インタビュー(4)(前職:児童福祉施設)

■受験したきっかけ・志望理由

児童福祉施設で子どもたち中心の支援を行う中で、家族の関係が拗れてから修復することの難しさを痛感してきました。保護者も含めた家族への支援や予防的な支援にも携わってみたいと思っていたところ、文京区が児童相談所を開設することを知りました。地域に根ざしたきめ細やかな援助が出来ると考え、受験をしました。

■前職について

児童福祉施設で子どもの心理面接や生活支援を行っていました。子どもの状態を面接や生活場面から見立て、それを基に児童相談所や学校と協力してケースワークを行っていました。大変なことは多々ありましたが、日々のちょっとしたことでも子どもたちの成長や変化が感じられた時には本当に嬉しく、それに励まされてきました。

■文京区での職務内容

子ども家庭支援センターで心理相談業務を行っています。子どもについてのあらゆる相談の中で、心理的なケアが必要だとされた家庭に対し面接などを通じて支援を行っています。緊張しながら面接に来たお子さんが、話していくうちに表情がほぐれていく様子を見ると、こちらもやりがいを感じます。

■開設予定の(仮称)文京区児童相談所に期待すること

時には必要なこととはいえ、一時保護などで住み慣れた家族と家を離れて生活することは子どもたちの人生に大きな影響を残す時もあります。身近な地域に児童相談所が開設されることで、地域のネットワークの中で連続的な支援を行えると期待しています。子どもたちがそれぞれの人生を前向きに歩む手助けが行えるように、しっかり準備をしていきたいです。

■受験を考えている方へのメッセージ

まだ経験年数も少ない中で受験をしたため不安なこともありましたが、入区してから研修の機会が非常に多いことに安心しました。日々の業務の中で、ケースに関する検討や相談ができる時間もあり、心理職としての専門性を高めていける環境になっていると思います。働きながらでも挑戦しやすい試験だったので、迷っている方でもぜひ経験者職員採用試験・選考を受験してみてください。

 

令和5年度入区職員インタビュー

職員インタビュー(1)(福祉職職員)

■受験したきっかけ・志望理由

幼い頃から児童福祉の分野には興味がありました。児童福祉に関する仕事のうち、家庭全体に働きかけることができる仕事に関心を持ち、それが将来の夢となりました。文京区は他自治体と比べてコンパクトですが、大学や病院、歴史的な文化財もあり、多くの観点からもとても魅力的であると感じていました。また令和7年度に設置される児童相談所の業務に携わりたいと思ったことも動機の一つです。

■文京区での職務内容

子ども家庭支援センターの相談員として、子どもや家庭に関する様々な相談業務を経験しています。子どもやその家庭がより良い生活をしていくための支援を相談者と一緒に考えることができます。一つとして同じ相談はないので難しさを感じることも多いですが、同僚や上司に相談し、日々刺激を受け、やりがいを感じながら業務に当たっています。児童福祉に関する研修も多く、学びになることが多いです。

■福祉職を目指す方へのメッセージ

多くの葛藤や悩みを抱えた家庭に寄り添い、支援していくことは福祉職のやりがいであり、業務を通して自分自身の成長を感じることもできます。また、令和7年度の児童相談所開設に向け、職員が一体となって動くという貴重な経験ができる場です。福祉職のフィールドが広がり、より良い支援ができる環境で、皆さんと仲間として働けることを楽しみにしております。

 

職員インタビュー(2)(心理職職員)

■受験したきっかけ・志望理由

文京区は令和7年度に児童相談所を開設するということで、今後、心理職として活躍できる場が広がり、多くの経験ができると考えました。また、文京区は特別区の中でもコンパクトな自治体であることから、学校や病院などの関係機関や他の社会資源との密接な関わりが可能になることで、児童虐待を含む養護相談等に対して予防的に子どもやご家族をサポートすることができると感じて受験をしました。

■文京区での職務内容

0歳から18歳未満までの、子どもの家庭での養育に関する相談を受けたり、児童虐待に関する相談についての対応を行っています。来所での面談や家庭訪問を通じて子どもや保護者からお話をうかがい、心理的観点から見立てや助言を行っています。また、保育園や幼稚園、学校などで関わり方に苦労している子ども、保護者へのアドバイスに悩んでいる現場の職員に対して心理職がコンサルテーションを実施しています。

■受験を考えている方へメッセージ

ご家庭によって考え方や価値観が違う中で、それぞれに合った対応や支援の方法を考えることや、学校や病院など様々な関係機関と連携して子どもとその家族をしっかりと支えていくことによって、家庭内の関係性が良くなること、また子どもたちの生活状況が改善され、成長を実感できることには大きなやりがいを感じると思います。皆さんとご一緒に働くことができる日を楽しみにしています。

職員インタビュー(3)(経験者採用職員)

■受験したきっかけ・志望理由

前職の病院で家庭支援チームの一員となり、病院が関与した児童虐待(疑い)に対しての対応や院外関係機関との連携業務や、院内外に向けて児童虐待防止に対する啓発活動を行っていました。その中で、直接子どもやご家族とかかわりたい気持ちが高まり採用試験を受験しました。

■前職について

病院や児童発達支援センターで働いていました。病院では心理職として知能検査や発達検査、個別訓練を行っていました。児童発達支援センターでは療育や相談業務に携わっていました。子どもの支援方法は保護者と一緒に考え、診断名にとらわれずその子に合ったその子だけの支援方法を考えることを大切にしてきました。

■文京区での職務内容

子ども家庭支援センターの児童相談係に所属しています。子育てに悩みをかかえている保護者と面接をしたり、家庭訪問等を行っています。悩みを傾聴し共感的に理解し、子どもと保護者にとって最善の方法を提案しています。一人で考えるのではなく多職種で考え、チームで課題解決に向かえるところはとても心強く感じています。

■受験を考えている方へのメッセージ

子どもは安心、安全な環境の中で、ありのままを認めてくれる大人の存在が必要です。そして、大人の笑顔は子どもの笑顔につながると思っています。子どもや家庭との関わりを通して、時間が経ってわかることもたくさんあり、自身の成長につながっています。人の優しさと温かさを感じられる文京区で一緒に働き、共に成長していきましょう。

お問い合わせ先

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号

文京シビックセンター26階

児童相談所開設準備室

電話番号:03-5803-1914

FAX:03-5803-1987

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