更新日:2023年11月24日

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文京区がアスベスト関連疾患の対象としていない疾患

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悪性腫瘍について

世界保健機構(WHO)のがん研究機関である国際がん研究機構(IARC)が石綿関連の悪性疾患として認めていない悪性腫瘍は、文京区はアスベスト関連の悪性腫瘍とはしていません。国際がん研究機構(IARC)は2012年にIARCモノグラフで、アスベストと関連するがんの研究をまとめています。IARCモノグラフ100Cヒ素、金属、繊維、およびほこりヒトに対する発がん性リスクの評価に関するIARCモノグラフ第100巻C、アスベスト(クリソタイル、アモサイト、クロシドライト、トレモライト、アクチノライト、アンソフィライト)2012(外部リンク)をご参照ください。

文京区は、脳腫瘍、咽頭がん、食道がん、胃がん、胆管がん、肝臓がん、すい臓がん、大腸がん、皮膚がん、乳がん、膀胱がん、子宮がん、白血病、悪性リンパ腫等はアスベスト関連の悪性腫瘍とはしていません。その他の悪性腫瘍については、幼児保育課幼児保育係へお問い合わせください。

【幼児保育課幼児保育係のお問い合わせ先】

呼吸器疾患について

国際的な石綿関連疾患の診断基準として、ヘルシンキ基準1997年「Scand J Work Environ Health 1997;23(4):311ページから316ページ、 Tossavainen A.(1997).Asbestos,asbestosis,and cancer: the Helsinki criteria for diagnosis and attribution.」(スカンジナビア作業環境雑誌、1997年、311ページから316ページ、「アスベスト、石綿肺および癌:診断と原因判定のためのヘルシンキ基準」)(外部リンク)が有名です。2014年に新たに3疾患(卵巣がん、喉頭がん、後腹膜繊維症)が追加されています。ヘルシンキ基準2014年については、日本語訳として「石綿、石綿肺、及びがん、診断および原因判定に関するヘルシンキ・クライテリア2014年版勧告、産業医学ジャーナル、VOL39(5)、2016年、57ページから70ページ」が発行されています。国際的な石綿関連疾患の診断基準の二文献が必要な方は、文京区にメールでお問い合わせください。

ヘルシンキ基準1997年およびヘルシンキ基準2014年で石綿関連の良性の呼吸器疾患としていない疾患は、文京区はアスベスト関連の良性呼吸器疾患としていません。文京区は、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、慢性閉そく性呼吸器疾患(COPD)、肺炎(細菌性肺炎、ウイルス性肺炎)、肺結核、非定型抗酸菌症はアスベスト関連の良性疾患とはしていません。

保育園の工事は約2週間の石綿ばく露であったため、1年単位で職業性ばく露の方に発症する「石綿肺」は起きないとの専門家からの提言を受けて、文京区はアスベスト関連の良性疾患として対象疾患にはしておりません。

その他の良性呼吸器疾患については、幼児保育課幼児保育係へお問い合わせください。

【幼児保育課幼児保育係のお問い合わせ先】

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お問い合わせ先

子ども家庭部幼児保育課幼児保育係

〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター12階南側

電話番号:

ファクス番号:03-5803-1346

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