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更新日:2025年9月3日
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令和5年(2023)に東京都埋蔵文化財センターにより発掘調査が行われた原町西遺跡(文京区白山4年10月8日)は、5代将軍徳川綱吉が将軍になる以前の館林藩主時代の下屋敷内であり、延宝8年(1680)に将軍就任後は小石川御殿となった場所です。正徳3年(1713)、御殿廃止後は武家屋敷となり、大坂から瘡守(笠森)稲荷が移されたのが本地点です。今回の発掘調査によって、当時、病気平癒のため神前に奉納された土玉と「かわらけ」(皿)が大量に出土したことで、その信仰と習俗がこの地にあったことが裏付けられました。本講演会では、発掘調査の概要、江戸の笠森稲荷信仰、考古学と民俗学の関わりについての報告を通じて、調査の成果と意義について考えていきます。
講演1「小石川御殿の惣堀と大量の‘かわらけ’・土玉」 五十嵐 彰氏
講演2「江戸の笠森稲荷信仰」 長沢 利明氏
講演3「江戸の考古学と民俗学の間」谷川 章雄氏
質疑応答・鼎談
※当日講演に合わせ、会場にて関連資料のミニ展示を行います。
ご参加の方は、開演前・休憩時間・終演後(午後5時まで)に見学できます。
(1)往復ハガキ(1枚2人まで)
「11月15日文化財講演会」・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を明記の上、下記まで
(2)区ホームページ(申込フォーム)https://logoform.jp/f/4Pbnt(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
写真左/出土した土玉とかわらけ・写真右/土玉とかわらけが出土した遺構の断面(東京都教育委員会所蔵)
教育推進部教育総務課文化財保護係
〒112-8555 東京都文京区春日1丁目16番21号
文京シビックセンター20階南側
電話番号:
03-5803-1305
ファクス番号:03-5803-1366