更新日:2010年1月12日
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住宅が密集している都会で猫を飼うときは、ご近所への配慮やコミュニケーションを欠かさないよう気をつけて、誰もが気持ちよく暮らせる地域社会をつくっていきましょう。
あなたの近くにも猫が苦手な人はいます。アレルギー等で動物に近づけない人への配慮をお願いします。
猫は外に出ると、飼い主が見ていないところで、ふんや尿をしたり、ゴミをあさったりすることがあります。それが、近隣とのトラブルに発展するばかりでなく、病気に感染したり、事故にあったり、迷子になったりして、猫自身にも危害が及ぶことがあります。
室外飼育や飼い主のいない猫の寿命は、3年から5年といわれていますが、室内飼いの猫の寿命は10年以上がめずらしくありません。猫は、飼い主が環境を整えた室内で充分に暮らせます。正しい知識を持って飼いましょう。
猫が外へ出る目的のひとつは、ふんや尿をすることです。
猫は、決まった場所でふんや尿をする習性があります。室内に猫用のトイレをつくってしつけをすることで、外に出にくくなります。
猫は1年に2~3回出産し、すぐに増えてしまうので、去勢・不妊手術をおすすめします。手術をすると、ストレスがなくなっておとなしくなり、室内飼いがスムーズになるなどのメリットもあります。
逃げ出してしまったときのことを考えて、飼い猫の目印でもある首輪をつけ、連絡先を明記するなどの工夫をしましょう。災害のときにも役に立ちます。
いちど飼育した猫を一生涯飼い続けるのは、飼い主の責任です。
猫を捨てることは、「動物の愛護及び管理に関する法律」で禁止されており、処罰の対象となっています。
最後まで飼い続けられるのか、住まいの問題や10年後の自分のことなどをよく考えてから飼いましょう。
文京保健所生活衛生課ではパンフレット「猫の飼い方」を配布していますのでご利用ください。
保健衛生部・文京保健所生活衛生課環境衛生担当
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