区立小学校における水泳指導中の事故について
いつ
発覚日:令和7年6月23日(月曜日)
どこで
文京区立小学校
内容
区立小学校特別支援学級の水泳指導中に児童1名が救急搬送される事故が発生しました。
このような事案が発生したことについて、該当児童と該当児童保護者、また、関係者の皆様に深くお詫び申し上げますとともに、再発防止の徹底に努めてまいります。
事故概要
- 令和7年6月23日(月曜日)午前9時51分、区立小学校特別支援学級の水泳指導終了直前、児童1名がプール内で浮いている状況で発見されました。
- 発見後、直ちに教職員がプールサイドに引き上げ救命措置を行った後、救急搬送し、一命をとりとめました。該当児童は入院した後、7月2日(水曜日)に退院しております。
該当児童の情報
文京区立小学校特別支援学級 4年生
事故発生の原因
- 特別支援学級の児童のため、個別の課題に合わせた学習を行っておりました。課題ごとに場が区切られていなかったため、児童が制限なく移動できてしまう状況にあり、児童の把握が十分にできておりませんでした。
- 特別支援学級の水泳指導には教員だけではなく講師や支援員など多くの教職員がかかわっております。しかしながら、水泳指導の意図や安全管理に関する留意事項の共通理解が不十分だったため、全ての児童に目が行き届かない状況が生じてしまい、今回の事故が起こりました。
当該校の対応
- 7月3日(木曜日)に全校児童の保護者に対して臨時保護者会を開催し、校長より状況説明及び謝罪を行いました。
- 当該小学校においては水泳指導を中止としております。
再発防止策
- 本件により該当児童や該当児童保護者の方に辛く不安な思いをさせただけでなく、保護者の皆様、関係者の皆様及び区民の皆様にご心配をおかけしたことを深く反省しております。全ての区立学校に対して、水泳指導の安全管理について改めて指導を行いました。さらに、教育委員会が各学校を視察し、適切に水泳指導が行われているか確認するなど、再発防止を徹底してまいります。