平成 29 年度文京区障害者地域自立支援協議会  第 2 回就労支援専門部会 要点記録 
[日時]平成 29 年 10 月 17 日(火)  14：00～16：00 
[場所]文京区民センター3 階 3‐C 会議室 
 
１．開会 
 出席者：志村委員、瀬川委員、薬袋委員、大形委員、那須委員、上田委員、矢島委員、      中嶌委員、滝田委員、金江委員、米田委員、小林委員、内山委員、竹本委員、      堀溝委員、中澤委員、髙松委員 
 欠席者：松井委員、伊藤委員、中川委員、有村委員、矢口委員、水原委員、木内委員 
 
 資料の確認 
 
２．議事 
（１） 区役所インターンシップについて ～「振り返りシート」について 
（大形委員より） 
・目標シート・ふりかえりシートについて【資料第 1 号】 
・区役所インターンシップ目標・振り返りシート（モデルシート）Ⅰ【資料第 2 号】 
・区役所インターンシップ目標・振り返りシート（モデルシート）Ⅱ【資料第 3 号】 
・インターンシップを豊かな経験や自信につなげていくために、事前の目標や事後の振り返り有効であること。就労支援センターでモデルシートを作成し導入について意見をいただく。 
（委員より発言） 
・これまでは言葉での振り返りだったが書く事は有効。家族からもフィードバックがある。書ない方への配慮が必要。受け入れ部署へのフィードバックにもなるのでは。 
 
（２） 区役所インターンシップについて ～受け入れ部署の感想・アンケートについて～ 
（大形委員より） 
・インターンシップにおいて障害のある方と一緒に働くことの意義や理解の重要性を感じている。 
しかしながら受け入れ部署は、平成 29 年度は 5 課での実施で固定してきている。回答されてる方を見ても障害のある方と接した経験がある方に限られており広がりがあるとはいえない。人事異動等で人が変ると依頼が継続しない。インターンシップの意味や効果を整理し今一度、庁舎内各部署に発信することが必要。 
・インターンシップへの支援員の同行は、障害のある方と依頼する側双方にとって安心感があり依頼しやすい。仕事も丁寧で助かっているとの感想が多い。 
（３） 区役所インターンシップについて ～事前の事務手続きについて～ 
（委員より発言） 
・インターンシップの依頼がしやすく、関係機関が利用しやすいために簡単なマニュアルを作成してはどうか。書類が多い、感想は最終日だけでよいのでは。どんな服装が適当か。受け入れ側のマニュアルが重要（課によって受け入れの温度差あり）。（４）「就労支援者の企業体験プログラム」の報告と意見交換 
（大形委員より） 
・トヨタループス株式会社（トヨタ自動車株式会社特例子会社）での３日間の体験を行っている。第 1 回目として区内の就労支援機関の支援員２名が参加した。 
（銀杏企画小梶氏より） 
・参加の動機は、企業が採用したい人とはどんな人かを知るため、企業の求める支援者の役割を知るためなど。 
・企業でのサポートの様子、安全と品質の維持、作業の「見える化」、健康管理やケースカンファレンスの様子、定年まで働いてもらうことを想定しており社内でのキャリア支援を重視しているなど。企業は、時間の意識や訓練についての考えが福祉作業所とは全く異なる。 
・企業内支援者の連絡会にもオブザーバー参加。精神障害のある方の就労は同社に限らず、こからの課題であると感じた。 
・障害のある方がプライドを持って働いている様子や時間をかけて継続的に親会社への社内理解に取り組んでいることなどが印象的だった。 
 
（５）中小企業等障害者雇用体験助成事業について 
（大形委員より） 
・全国的に中小企業の障害者雇用促進が進まない状況があるが、文京区では中小企業の雇用促のために助成事業の見直しを行った。見直し点は、企業が取り組みやすいように要件のハードルを下げたこと、また、就労支援関係機関が地域で実習先開拓等に取り組めるような工夫を行ったこと。 
（瀬川委員より） 
・事例として、銀杏企画が地元の中小企業や商店と協力して職場体験などを行っていることを情報提供。 
（委員より発言） 
・就労支援関係機関と地域の中小企業との連携について意見交換。人手不足のニーズと一致している、地域密着は大切でセーフティネットになる、あまりご近所だと働きにくさもある、街づくりや地域共生、専門家だけが地域で支援する時代ではない、など。 
 
 
以 上