文京区障害者地域自立支援協議会
平成29年度第5回障害当事者部会　要点記録

【日時】平成30年3月8日　14時～15時45分
【場所】文京総合福祉センター4階　地域活動室B

【出席者】　天野　亨　(障害当事者部会　副部会長　身体障害)

　　　　　　永野　栄一郎　(知的障害　区民公募)
　　　　　　
　　　　　　杉﨑　裕介　(身体障害　施設推薦)
　　　　　　
　　　　　　老　孝明　(精神障害　施設推薦)
　　　　　　
　　　　　　竹間　誠次　(知的障害　区民公募)

【事務局】　美濃口、鈴木、林　(文京区障害者基幹相談支援センター)

【欠席者】　髙山　直樹　(自立支援協議会　会長)

　　　　　　志村　健一　(自立支援協議会　副会長)
　　　　　　
　　　　　　小和瀬　芳郎　(障害当事者部会　部会長　精神障害)
　　　　　　
　　　　　　福田　美紗子　(身体障害　区民公募)
　　　　　　
　　　　　　中島　一浩　(障害福祉課　課長)

【補助人】　北見　忍　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　吉田　安理沙
　　　　　　
　　　　　　北村　悦子
　　　　　　
【傍聴者】　3名

【開会前に事務局からの連絡】
・出欠席の確認
・会議録作成のため、会議内容の録音についての確認
・配布資料の確認

【開会の挨拶】　副部会長より
　
【議題】
１．広報誌配布による反響について　【資料第1号】
○ 事務局より【資料第1号】について読み上げ、説明。
○ ポジティブな反響もあったが、反面今後の課題と思われる声もあった。また障害当事者からの反響についても、もう少し反響を聞きたかったのだが、あまり声を聞くことが出来なかった。広報誌が障害当事者に届いていないかもしれない。行政機関の窓口や基幹相談支援センターでも広報誌を配架しているのだが、配架後の感想について把握することは難しい状況だった。

【部会委員より】
* 利用している施設で広報誌を掲示してもらい、利用者に「見て下さい。」と声掛けしてみた。何名かは見てくれて、部会委員である自分の文章も載っているので関心を持ってくれた方もいた。しかしただ掲示してあるだけだと、誰も見てくれなかったかもしれない。
* 住んでいるグループホームでも掲示してもらった。入居者が見てくれていたかはわからない。
* 配布しただけだと、見てもらうのは難しいかもしれない。
* 利用している施設の集会で「広報誌を作りました。」と報告。あとは個別に見てくれそうな人に声掛けした。
* 障害当事者に広報誌を見てもらうこと、見てもらう方法を考えていくというのは今後の課題かもしれない。

【来年度の広報誌発行について】
* 作ったほうが良い。
* 作ったほうが当事者部会の内容がわかると思う。もし作れるのであれば作りたい。
* 当事者部会委員の顔写真とか載せるのはどうだろうか。
* 自分の趣味も載せたい。
* どういう内容を地域の皆さんに伝えていったほうが良いのだろうか。もう少し考えていきたい。
* 配布先や配布数、広報の仕方など工夫をしていく必要はあるかもしれない。
* 来年度も広報誌を作成する方向で考えていく。今年度同様8月くらいの発行に向けて準備していく。来年度第1回目の障害当事者部会にて詳細を検討していく。

２．今任期の総括、振り返り、時期に託したいこと　【資料第2-2号】
○ 事務局より【資料第2-1、2-2号】について読み上げ、説明。
　
【2年間の任期を振返り各部会委員の感想】
* 今年度に限っては、文京総合福祉センター祭りに参加できたことが大きな出来事だったと思う。自分自身はそれほど準備に負担を感じてはいなかったが、他の部会委員の方々はどうか。
* 楽しいこともあったり、苦しいときもあったりで半分半分だった。
* 総合福祉センター祭りが楽しかった。お祭りの準備が大変だった。
* 自分の知らなかったことも知れたので参加できてよかった。初めてこのような場に参加したのだが、色々な人とも交流ができて嬉しかった。
* 自分はこんな部分で困っているとか、それに対して自分は“このように考えている”“このように対処している”等発信できればよかった。また総合福祉センター祭りに参加できて楽しかった。お祭りの準備もそれほど負担ではなかった。

【次期にやりたいこと、託したいこと】
* ボランティア祭りに参加してブースを出してみたい。
* 一緒にどこかに参加してみるのもいいかもしれない。例えば他区の当事者部会に傍聴に行く、イベントに参加してみる、野球を観に行く等。
* 来年も福祉センター祭りに参加したい。
* 福祉センター祭りに参加することも大切だが、自分たちが考えていることを発表していくことも大切だと思う。今年度はお祭りの準備にかなり時間が割かれてしまった印象もある。もっと忙しくはなるが、“今こんなことで困っている”という意見交換ができるとよい。
* お祭りの参加方法として、他団体と一緒に参加するという形もある。例えば、基幹の模擬店に参加、シンポジウム形式等。
* スケジュールを立てる際は、お祭りの場所を借りる都合もあるので気を付けないといけない。
* 福祉センター祭りの参加にあたって、当事者部会として予算が全くないことも課題になる。
* 地域のお祭りに当事者部会として出ていくことについて、個人的には参加したくない。皆でやる分にはいいと思う。
* ティッシュ配布で当事者部会の宣伝をしてはどうか。
* ブログを作ってみる。フリーでも作ることができる。SNSも利用してみる。インターネットの活用ができないか。Facebookだと個人名が出てしまうが、ブログであれば匿名でも可能。反応を見てみる等。カウンターをつけて反応みてもよい。コミュニティサイトの構築等。しかし誰がサイトの管理をしていくかという問題も出てくる。

３．その他（来年度の活動計画について）
* 第1回6月頃、第2回8月頃、第3回10月頃、第4回12月頃、第5回2月頃の実施になると思う。第1回目に必ず議題として取り上げるのは下命事項となる。広報誌の発行を8月に目指すのであれば、第2回目までに完成稿を作成する必要がある。
* 第1回目の当事者部会を早く実施できるとよいのだが、第1回目の親会が終わらないと実施できない。
* お祭りの準備は当事者部会とは別の日に集まって検討する。部会では内容の確認だけをしていくというのはいかがか。意見や考えていることを話し合うにしても何かテーマを決めないと意見がでないと思う。例えば“10年後の自分は今より幸せかどうか”など。広報誌は部会で話し合ってもいいと思う。以前は他の専門部会から当事者部会の意見を求められていた。他の専門部会と関係するテーマを決めて当事者部会から報告するのもいいかもしれない。次回のテーマを毎回最後に決めて終わる等できるとよいか。→部会委員から賛同を得られる。
* 障害の部分で“健常者にはなかなか分かってもらえないもどかしい想い”などを発信していきたい。医療関係者や福祉関係者は気持ちを汲んでくれるが、健常者はそういった勉強をしていない。病気や障害に関しての理解をしてもらえるとよい。一般の人にも広く理解してもらえるとよい。
* 来年度第1回当事者部会の議題については、当事者部会下命事項について、広報誌について、祭りの参加について、以上を検討することする。テーマを決めての話し合いは第2回目以降で検討していく。