27年度区長賞

更新日 2015年12月10日

みんなの笑顔の発信源は?

寺山 礼子

 

 私には2才下と8才下の妹がいる。二人は私に比べ病弱で病院に行く機会も多かった。

 今年の夏休み8才下の妹が腸の手術を受けた。今年の1月から発症し、2月に1回目の手術を受け、2回目の手術を受けることとなった。ついこの間までベッドで泣きながら寝てた妹も、今では公園で走りまわって遊べるようになり、私は幸せになれた。
 それは、病院という存在があるからだ。そしてその病院はたくさんの人の税で支えられている。私はこれまで税金について考えたことがなく、私たちに一番身近である消費税でさえも「なんとなく」払っているようなものだった。
 私はこれをきっかけに税金の使い道について調べてみた。調べてみると病院はもちろんのこと、幼稚園から大学までの教育機関、子どもたちがたくさん利用する図書館、地域や国の安全を守る消防署や警察署、交番それに自衛隊など私たちの生活に密着しているものに税金が使われていた。もし税金がなければ私たちが生活することが困難になるだろう。こうしたなくてはならない公共サービスには、安全や治安、また私たちの健康を守るものがたくさんある。
 しかし税金についてニュースなどではあまり良い意見を聞かない。「増税は反対だ!」などの反対意見が多い。私たちはこのようなテレビやインターネットの情報を鵜呑みにしてしまう傾向がある。その例として税金の知識が十分にない人たちによる脱税がある。2014年度の強制調査で摘発された脱税事件は180件、加算税を含む脱税総額は約149億円にものぼる。告発事件一件当たりの脱税額は1億1000万円。前年度から1100万円も増えた。税金について調べてみればどのように使われているのか、必要性はあるのかなど身に染みるほど分かった。脱税をした人たちだって税金によって支えられながらこれまで生きてきたことを忘れてはならない。もっと税金を身近に感じられるような社会になってほしい。
 昨年の4月、消費税が5%から8%に引き上げられた。そして2017年の4月にはさらに10%に引き上げられる。私は増税なんて必要なのか疑問だった。しかし、税金の使い道を知った今、税金のありがたみが分かったような気がした。この税金がなければ、妹が病気で良くなることもなかったし、私たちの日々の安全が守られることもなかった。
 私は妹が元気になってとても幸せだ。この幸せは税金を納めてくれた誰かの税金が私の妹を、家族を幸せに導いてくれたのだ。
 税金は絶対に必要なもの。たくさんの人の汗と涙の結晶が税金として、そして一人一人の幸せとして私たちに戻ってくる。

 いつか自分が納めた税金が誰かの幸せとして、社会の幸せとして、戻ってくるのであれば、たくさんの人を笑顔にしたいと思った。

もし税金が無かったら

外谷 観周

 

 僕は学校で租税についての話を聞いて、僕達の生活は税と深く関わっていることを学びました。
そのことから、もし僕達の生活に税金による事業がなかったとしたら、どうなるのか考えてみました。
 朝目が覚めると昨夜から降っていた雨が一層強くなっていた。雨のせいで道がぬかるんでいるから早く学校に行くことにした。顔を洗おうとしたら、汲み置きしている水がなかったので近所の井戸まで汲みに行かなければならない。水を汲みに行くのは重いのでとても大変だ。上水道があれば水を汲みに行かなくていいのになぁ。
 朝食を食べて学校に行くことにした。道に出ると雨が降り続いたせいで道がぬかるんでいる。泥がはね上がって制服が汚れてしまいそうだ。青天が続いて砂ぼこりがたつのも嫌だけど、舗装されていないと不便だなぁ。信号機がないと交通が混乱気味で危ないなぁ。道沿いの神田川では、今にも水があふれてきそうだ。水害が起きたら困ったことになるだろうなぁ。
 そんなことを考えながら学校に着いた。理科の授業で実験をしているときにガスバーナーがたおれて友達のノートに火がついて、あわや大惨事となるところを何とか消し止めたが、周りに燃え広がったときのためにも素早く、正確に火を消してくれる消防がいれば大火災にならずに済むから安心だ。家から持って来た弁当を食べて、帰宅する頃には雨はやんでいた。道には家庭ゴミが置き去りにされていて臭いもするし、不衛生である。伝染病の原因になるとも聞くし、心配だ。家のとなりで病人が出たらしい。近所の人が集まって、担架で運び出そうとしている。手遅れになる前に迅速に病院へ搬送するシステムが必要だと思った。
 帰宅して夕食の皿が少し寂しい。お母さんの話では、農家さんが廃業してしまい、野菜が品薄になっているそうだ。明日の弁当も少なくなってしまうかなぁ。この先の食生活が不安になる。夜、勉強していると外から、人の叫び声が聞こえた。何か事件があったのかなぁ。街の治安が心配だ。
 ざっと考えてみただけでも、税金による公共事業が行われていないと、僕らの生活は不便極まりない。水は蛇口をひねればいつでもきれいな水が使える。汚れた水は目に触れることなく処理されている。家庭ゴミは定期的に回収されているので家の中も外もきれいで片付いている。当たり前の生活環境が税金によって支えられていることをあらためて知り、税金を納めることがとても重要だと感じました。一人一人が税金を負担することで、行政が国民のために行う公共事業は私達一人一人に社会保障という形で戻ってきます。私達と将来の国民のためにも税金は有効的に使って明るい社会にしてほしいです。

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