音八会

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文京区町会連合会創立60周年記念誌「六十年のあゆみ」(2014年11月発行）掲載内容

音八会は音羽の鎮守今宮神社の傍にある八幡坂の下です。坂の途中には石川啄木が初めて上京した時に下宿した家があったことで知られています。
音羽通りの東側は音羽1-5と6、西側は1-24と25という極めて小さな町会です。あまりにも小さいためなのか、九桜会の中の一部に「飛び八」と呼ばれる飛び地を抱えている一風変わった町会でもあります。
町会発足以来みんなで力を合わせ、新年会を兼ねた総会、お花見、今宮神社祭礼、レクリエーション、入学、成人、敬老など祝事の各種行事を続けています。
この10年「小さな町会の大きな仕事」をモットーに始めたことが2つあります。
今宮神社祭礼時の土曜の夜が静かなので少しでも盛りあげようと宵宮を平成13年から実施しました。担ぎ手が集まるか心配でしたが、近隣各町会や都内のみこし同好会などのご協力、大塚警察署のご支援のお蔭で10年を過ぎても続けられています。
婦人部の夜遅くまでの接待も好評のようです。今後も続けるためには婦人部の協力は欠かせないことと思います。
もう一つは、どうしたら音羽の町の活性化につながるだろうかと考え思いついたのが、季刊紙「音羽通」の発行でした。平成17年3月「音八会会報」（仮称）として創刊、名称募集のうえ、「音羽通」と決定。「オトワドオリ」ですが「オトワツウ」としても読まれるよう地域の情報を伝えるミニコミ紙を目指して誕生しました。
創刊以来8年30号まで発行。何とか根付いたところです。音羽の大地にしっかり根を張り、枝を伸ばし成長したいと思います。