丸山新町町会

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文京区町会連合会創立60周年記念誌「六十年のあゆみ」(2014年11月発行）掲載内容

往古は小石川村に属し、後阿部対馬守の中屋敷となって丸山屋敷と称えたが、元禄中上地して幕府の医師等の拝領屋敷があり、初めて丸山新町と称した。明治5年8月、付近の武家屋敷を併せて「丸山新町」となった。この丸山という里俗名称は、現在の町会名から言えば菊坂、田町、西片、丸山新町、白山前あたりの台地を指していたのだろう。白山下から当町に登る坂も胸突坂、中坂、浄心寺坂（お七坂）があり、こんもりと盛り上がった丸山を連想するのにことかかない。これらの坂を登り切って旧中山道（国道17号）までの閑静な落ち着きのある町筋である。
町会の中心にある、白山一丁目第二児童遊園（舟の公園）で、春の「花見の会」、夏の「ラジオ体操」、「夕涼みの会」、秋の「防災訓練」、冬の「歳末夜警」等、多彩な行事を実施しています。また舟の公園は地震発生時の一時集合場所でもあります。平成20年から「丸新だより」を年4回（季刊）発行しています。町会行事の概要報告をはじめ、町の歴史などを掲載し、古い伝統の継承と新しい人々の和を大切にする町会の組織作りに励んでいます。