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文京ふるさと歴史館
企画展示・イベント情報
ミニ企画展

常設展示 ミニ企画コーナー(2階常設展示室)


『弓町に住んだサムライの末裔−明治の若き医師、田村光顕−』


会期:
平成24年9月26日(水)〜12月24日(月)   

田村光顕の写真
田村光顕
袖珍外科医典 上・下の画像
袖珍外科医典 上・下
外科手当に関して解説した袖珍本。
袖珍本とは、持ち運びに便利な大きさの本のこと。
田村光顕は内科医だが、土井慶蔵訳『外科各論』の翻訳を手伝うなど、出版物には外科関連の本が多い。
 田村光顕は、明治20年(1887)、石橋家から本郷区弓町二丁目25番地(現、本郷二丁目)の田村

家に養子に入りました。

大学予備門(後の第一高等中学校)帝国大学医科大学に進んだ光顕は、弓町の自宅から学校に通い

ました。

明治23年に大学を卒業した光顕は、日本橋区本石町(現、中央区)に田村病院を開業するかたわら

助手として医科大学第二病院にも勤務しました。『明治医家列伝』四巻(明治27年発行)には、「

我国医林多望多期ノ医師」と紹介されており、その将来を嘱望されていたことがわかります。

その後、明治29年に初めて医術開業免許試験委員に任命され、制度の廃止まで度々その委員を務め

ました。明治33年には京橋区明石町(現、中央区)に病院を移転しましたが、家族は弓町の同じ家

に暮らし続けました。
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