■主催 |
文京区教育委員会・文京ふるさと歴史館 |
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■企画協力 |
武田五一展ワーキンググループ、名古屋市美術館、建築から学ぶ会 |
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■後援 |
社団法人日本建築学会、社団法人日本建築家協会、明治美術史学会 |
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■開館時間 |
午前10時〜午後5時 |
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■休館日 |
月曜日 |
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■入館料 |
一般300円・団体(20人以上)210円 中学生以下・65歳以上は無料 ※11月3日は無料公開日 |
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武田五一(1872〜1938)は、明治後期から昭和初期にかけて活躍した日本を代表する建築家のひとりです。アール・ヌーヴォーをいちはやく日本に紹介した人物として広く知られますが、その関心は伝統的な和風建築にもおよび、数多くの多彩な建築作品を生み出しました。その一方で、教育者としても多くの建築家を世に送り出し、さらには染織・家具といった工芸分野にも才能を発揮し、文化財保護にも貢献するなど、建築設計にとどまらない幅広い仕事に腕をふるいました。その活動の中心は関西にありましたが、東京とのかかわりに着目したとき、若き日に研鑽を積んだ東京帝国大学、生活の舞台となった西片、そして本郷に求道会館と求道学舎という傑作を残すなど、文京区とのゆかりの深さを発見することができます。今回の特別展では、おもに東京における軌跡をたどりながら、マルチアーキテクト・武田五一を紹介します。 |
展示構成![]() |
1 |
建築家の誕生 |
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1) |
横顔(プロフィール)―生涯と家族― 生い立ち 武田家資料、系図、作品集、論文集、家族への手紙、大礼服、学位記、百万塔 |
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2) |
生活の舞台・西片 誠之舎、山岡家、ろー4 福山藩阿部家との関係 清水橋(から橋)・阿部家(昭和2年竣工)の設計 |
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3) |
若き日の研鑽−東京帝国大学にて− 京都・奈良の古社寺調査実測図、卒業制作図面、卒業論文、スケッチ類 |
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2 |
武田五一と文京 |
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1) |
求道会館と求道学舎 設計図面、修復前の部材等、古写真 |
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2) |
東京における足跡 福島邸、荻野邸、飯島猛夫邸、山王荘(比叡山大書院、日比谷高校記念館)、 日本勧業銀行(千葉トヨペット)、国会議事堂、哲学堂、尼港遭難記念碑ほか |
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3 |
武田五一がデザインする・武田五一をデザインする |
![]() 街路灯図案習作 大正13年 神戸大学工学部建築系教室蔵 |
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1) |
五一のデザイン 家具、デザイン関係 |
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2) |
「武田好み」を演出した人々 ―職人・施主・弟子たち― 藤山雷太邸(龍興寺、都ホテル)、名和記念昆虫館 ![]() |
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4 |
甦る武田五一 |
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近年の動き 芝川邸移築復元、仙洞御料庄屋屋敷西尾邸離れの一般公開 |
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そのほか、パネル、パソコン検索システムで現存する全国の五一作品を紹介 |
付帯事業![]() |
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関連企画![]() |
「まちかどの近代建築写真展IN 文京区」
会期/11月2日(水)〜11月29日(火)会期中無休 入場無料
会場/アートウォール・シビック(文京シビックセンター地下1階) 主催/「まちかどの近代建築写真展」実行委員会・文京ふるさと歴史館 「名古屋近代建築運動史の群像1 武田五一 ―建築意匠と装飾― 〔仮称〕」
会期/平成18年1月28日(土)〜3月26日(日)
会場/名古屋市美術館(名古屋市中区栄2-17-25 TEL 052-212-0001) |
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