「ドイツ料理の日」の取り組み令和元年度
文京区は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、姉妹都市提携30周年を迎えたドイツ・カイザースラウテルン市との長年の国際交流をゆかりとして、ドイツのホストタウンとして登録されています。
平成30年6月から、次世代を担う子供たちに食を通じてドイツ文化を体感する機会を提供し、東京2020大会をより身近に感じ、親しみを持ってもらうことを目的とし、文京区立小・中学校全校の給食にドイツ料理を提供する日を設けています。
令和元年度1学期の様子
献立:黒砂糖パン、ズッキーニのグラタン、カルトッフェルザラート(南ドイツ風ポテトサラダ)、アイントプフ(具沢山スープ)、牛乳
ズッキーニのグラタン
=材料(4人分)=
ズッキーニ1本
炒め油小さじ1
豚ひき肉100g
玉葱小1個
人参1/3本
トマトピューレ大さじ1
トマトケチャップ大さじ2
ナツメグ(粉)少々
こしょう少々
パプリカ(粉)少々
ピザチーズ50g
炒め油適量
(1)ズッキーニは皮つきのままいちょう切り、玉葱、人参はみじん切りにする。
(2)ズッキーニは、炒めておく。
(3)豚肉、玉葱、人参を油で炒め、トマトピューレからパプリカ(粉)までを加えて炒め、ミートソースを作る。
(4)(3)に(2)を加える。
(5)グラタン皿に(4)を広げ、ピザチーズをのせる。
(6)オーブンでチーズに焦げ目がつくまで焼く。
※半分に切ったズッキーニの上に、ミートソース、チーズをのせて焼いたドイツのGefüllte Zuccini (ゲフュルテズッキーニ)という料理をアレンジしました。
各学校の取り組み
令和元年7月10日を基準日として1学期の「ドイツ料理の日」に取り組み、区立小中学校でドイツ料理の給食を実施しました。本郷小学校では、文京区長、教育長、教育推進部長をお迎えし、楽しく会食しました。電子黒板でドイツについて学び、いつもとは違う異国の味に、親しみを持って食べていました。ズッキーニとブルスト(ソーセージ)を使ったパンは、とても好評でした。
本郷小学校のドイツ料理の日献立
ズッキーニとブルストのパン、アイントプフ、ヨーグルト、ローテグリュッツ(ベリーソース)、牛乳
令和元年度2学期の様子
献立:黒砂糖パン、グーラッシュ、マスタードサラダ、アプフェルクーヘン(りんごのケーキ)、牛乳
グーラッシュ(ドイツ風シチュー)
=材料(4人分)=
豚肉(2cm角切り)250g
赤ワイン大さじ1
玉葱1個
にんにく1片
塩少々
キャラウェイ粉少々
パプリカ粉少々
ラード(サラダ油)小さじ1
鶏がらスープカップ2
赤ワイン大さじ1
トマト1個
じゃがいも中2個
赤ピーマン1個
ピーマン1個
塩小さじ半分
こしょう少々
(1)豚肉は赤ワインに漬け込んでおく
(2)玉葱はスライス、じゃがいもはいちょう切り、赤ピーマンとピーマンは食べやすい長さにスライス、トマトは角切りに切っておく。
(3)にんにくのみじん切りをラードで炒め、玉葱を加えてよく炒める。
(4)(3)に(1)、塩、キャラウェイ粉、パプリカ粉も加えてさらに炒め、鶏がらスープを加える。
(5)さいの目に切ったトマト、赤ワインを加えて煮込む。
(6)トマトが煮崩れてきたら、じゃがいも、赤ピーマン、ピーマンを加えてさらに煮込み、
塩、こしょうで味を整える。
※グーラッシュはドイツ語ではなく、元来はハンガリーの煮込み料理ですが、ドイツでも
定番の料理です。牛肉の塊を煮ることが多いですが、豚肉でも美味しくできます。
各学校の取り組み
令和元年10月15日を基準日として2学期の「ドイツ料理の日」に取り組み、区立小中学校でドイツ料理の給食を実施しました。青柳小学校では、電子黒板でドイツ給食についてのパワーポイントを視聴し、ドイツの文化と料理について学びました。児童たちは、グーラッシュをパンにつけて食べたり、りんごをたっぷりとつかったケーキ、アプフェルクーヘンを食べながら「どれもおいしい!」と感想を聞かせてくれました。
令和元年度3学期の様子
献立:ミルクパン、ベルリーナブレッテ(ベルリン風ハンバーグ)、ブラットカルトッフェル(ジャガイモのソテー)、レンズ豆スープ、ローテグリュッツェ(ベリーソース)添えミルクプリン
ベルリーナブレッテ(ベルリン風ハンバーグ)
=材料(4人分)=
豚ひき肉250g
生パン粉30g
水適量
たまねぎ1/2個
にんにく1片
塩少々
コショウ少々
マジョラム(粉)少々
キャラウェイ(粉)少々
=ソース=
バター15g
玉葱のすりおろし大さじ2
薄力粉小さじ2
鶏がらスープの素小さじ2
お湯150g
トマトケチャップ大さじ2
ウスターソース大さじ3
塩少々
こしょう少々
=作り方=
(1)生パン粉は水で湿らせて軽く絞る。
(2)たまねぎ、にんにくはみじん切りにする。
(3)豚ひき肉からキャラウェイまでを練り合わせる。一人分に成形し、フライパンで焼く。
(4)お湯で鶏がらスープの素を溶かし、鶏がらスープを作る。
(5)バターを小鍋に溶かし、玉ねぎを加えて炒め、小麦粉を振り入れ、粉臭さをとばしたら、鶏がらスープを少しずつ加えて煮る。
(6)トマトケチャップ、ウスターソースを加え、塩、こしょうで味を整える。
(7)(3)を盛り付けて、(6)のソースをかける。
各学校の取り組み
令和2年2月25日を基準日として3学期の「ドイツ料理の日」に取り組み、区立小中学校でドイツ料理の給食を実施しました。音羽中学校では、電子黒板でドイツ給食についてのパワーポイントを視聴し、ドイツの文化と料理について学びました。生徒たちは、ベルリーナブレッテをパンに挟んで食べたり、旬のいちごやベリーをつかったローデグリュッツェ添えミルクプリンを食べながら「どれもおいしい!」と感想を聞かせてくれました。
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