平成17年度特別職報酬等審議会

区議会議員の報酬額と区長、助役、収入役及び教育長の給料額は、区内の団体の代表者や公募区民などを委員とする特別職報酬等審議会に意見を諮り、条例で定めることとなっています。
平成17年11月10日、区長は審議会に区議会議員の報酬と区長等の給料額について、意見を求めました。
審議会は慎重に審議を重ねた結果、平成17年11月29日、区長に対して報酬等の額について現行のまま据え置きとするのが妥当であるとの答申を行いました。
区は、この答申を受けて報酬等の額を現行のまま据え置くこととしました。

答申書（平成17年11月29日答申）

平成17年度特別職報酬等審議会答申書(PDFファイル;98KB)

答申の要旨

1審議の内容

1. 景気は低迷から脱し、回復基調にあるとは言え、大企業にとどまっており中小企業には行き渡っていない現状を考慮すべきである。
2. 多くの自治体の財政状況が厳しい中で、文京区が健全な財政運営を行っていることを考慮すべきである。
3. 報酬等の額の適否を23区の財政状況から比較する際は、それぞれの行政サービスの状況が異なる事を考慮する必要がある。
4. 職務の内容や職責の重さから、現在の報酬等の額は高いものではない。むしろ低いのではないか。
5. 文京区の報酬等の額は23区中、中位から下位に位置している点を、考慮すべきである。

2審議結果

審議会は、特別職の報酬等の額については現行のまま据え置きとするのが、妥当であるとの結論に達しました。

3審議会委員（敬称略）

【会長】岩井隆【会長職務代理者】菅沼利雄【委員】大川米子、角地隆光、亀井美智子、黒澤義一、昆徳郎、佐藤和晴、冨田鋼一郎、野上光太（以上10名）